時は遡ること、慶長5年(1600年)。臼杵市本町に店舗を構え、「鑰屋可兒傳右衛門店(かぎやかにでんえもんてん・現在のカニ醤油)」と称し、現在まで続いています。
慶長年間の創業で現在まで営業が世襲されている味噌・醤油商は全国的にも稀有であるとみられることから、可兒孫右衛門は豊後の国(大分県)の醸造業の始祖と言われています。
『カニ醤油』の麹は乾燥麹ではなく、職人がこだわって作った完全手作りの生きた「生麹」です。中でも「生米麹」は、甘酒や塩こうじにしてもおいしく甘くできると、デパートの催事などで販売すると行列ができるほどの大変好評な逸品です。
※お手元に届いたら、まず麹を作業するまで冷蔵庫で保存してください。(冷凍すると残念なことにせっかくの生麹の栄養が減ります)
※写真は米麹のみですが、セットに含まれる麹は「米麹」と「麦麹」です。
<内容物>
・水煮大豆(150g)×5袋・米麹(500g)・麦麹(500g)
・仕込み塩(120g)・まき塩(40g)・つぶしビニール袋
・紙コップ・樽・作り方説明書
※2021年6月お申込み分より、「乾燥大豆」から「水煮大豆」に変更となりました。
準備していただくものは、大豆を温める鍋など調理器具だけ!
「準備するものも少なく、作り方もいたってシンプル!」ということで、軽い気持ちで挑戦してみました。
しかし、大豆を蒸して初めてから完成まで約6時間…。
挑戦してわかったことは、味噌づくりには「時間」と「体力」と「根気」が必要ということ。
普段口にしているお味噌汁ができるまでに、こんなに手間暇がかかっているということを知るいい機会になりました!
大変な作業もありますが、完成したときの達成感もひとしお!味噌が完成するまでの楽しみもできます!!
(※今回6時間もの時間がかかったのは、担当者の要領が悪かったためです。通常は大豆を蒸してから1~2時間あれば完成できるらしいです)
↓下記バナーより移動してご覧ください!