豊後水道では12月~2月頃に天然とらふぐの漁が最盛期を迎えます。この海域で獲れた天然のとらふぐは全国的にも評価が高く主に高級料理店で消費されています。柳井商店では40年間で培った技術と、確かな目利きにより獲れた天然のとらふぐを選別し素早く加工、商品にしていきます。
※天然とらふぐが獲れ次第、ご連絡を差し上げてお届けします。基本メールでのご連絡となりますが、返信がない場合は直接お電話させていただきますので、連絡の取れやすい番号のご記入と、ご注文後のメールのご確認お願いいたします。
豊後水道の厳しい荒波にもまれて育ったふぐは「豊後ふぐ」と呼ばれ、ふぐの中でも評価が高く、特に厳寒の時期の旨みと食感・美味しさは極上です。活発な海流によって豊富な栄養を蓄えた至極のとらふぐは、下関産にも劣らない日本一の呼び声が高い逸品です。
天然であればすべてが美味しい。という訳ではありません。獲れる場所、獲れた時期、獲れた後の処理方法で品質に大きな差が生まれます。近年養殖の技術が飛躍的に向上し一年中美味しいとらふぐを食べることができるようになりました。場合によっては養殖のほうが美味しいということもあるかもしれません。しかし時期に獲れる最高峰の天然とらふぐは養殖とは一線を画す、旨味と食感、そして芳醇な香りを持っています。
刺身、ぶつ切り・アラ、皮、身皮、焼きひれ、ポン酢、もみじおろし、安岡ねぎ(棒・刻み)、利尻昆布、佐賀のり
この海域は、太平洋の暖かい海水と、栄養豊富な瀬戸内海の冷たい海水が混ざり合う、全国でも有数の好漁場です。大量発生したプランクトンを餌とする小型魚介が大挙して来遊し、エビ類やイワシ類が大好物のマダイやイカ類、大アジ・大サバ・ブリといった大型魚が集まるなど、多様な漁場が形成されています。
さばいて三枚に下ろした後、水分を抜きうまみを引き出していきます。個体差はありますが最低三日寝かせ熟成したのち旨味と食感が一番感じられる厚さに引きお皿に並べていきます。
ポン酢にお好みの薬味をいれ、刺身1~2枚に安岡ネギを巻いてお召し上がりください。
食べやすいサイズに身を切り分けていきます。天然で作るふぐちりは特に香りが格別で、鍋の後、旨味が凝縮された出汁で作る雑炊は絶品です。唐揚げにすることで、魚とは思えない独特の食感と旨味をよりダイレクトに味わうことができます。
土鍋に水とだし昆布を入れ、沸騰させます。沸騰したらだし昆布を取り出し、煮えにくい野菜(生しいたけ、白菜の芯)ととらふぐの身を入れます。白ねぎ、白菜、水菜、えのき茸、豆腐等を入れて沸騰したら出来上がりです。ポン酢にきざみねぎ、もみじおろしを入れてお召し上がりください。
ごはんは、あらかじめ水洗いし、カゴに入れて水を切っておきます。土鍋の具材を食べ終わったら、ごはんを入れます。鍋が沸騰したら、弱火にして1~2分煮ます。この時に食塩、薄口しょうゆで味を調えます。火を止め、お好みで卵を2~3個入れます。卵が半熟になったら出来上がりです。お椀によそい、お好みによってポン酢を少しかけ、きざみねぎ、佐賀のりなどもちらして頂くと一層おいしくお召し上がりいただけます。
両面に塩をふり、片栗粉をまぶします。180℃~200℃の油できつね色になるまで揚げます。食べる直前に2度揚げしていただくとより一層おいしくいただけます。
とらふぐの皮はコラーゲンをたくさん含んでおり独特の食感も魅力の一つです。身皮は3枚おろしにしたさくから、身と皮の間にある薄皮をそぎボイルしたもので、養殖と比べ風味と食感がより豊かです。刺身と一緒にポン酢でお召し上がりください。
焼いた状態でお届けしますので、すぐご使用になれます。天日で2~3日干し直火で焼いていきます。蓋のできる器に焼きひれを1~2枚入れ燗をした日本酒を注ぎ、30秒してお召し上がりください。
とらふぐ専用の安岡ネギ、手作りのもみじおろし、とらふぐの出汁入り特製ポン酢、お鍋の出汁用利尻昆布、雑炊用佐賀のり。とらふぐを美味しくいただくために欠かせない名脇役も一緒にお届けします。
リアス式海岸の自然の恵みたっぷりの海で育ったとらふぐの旨味たっぷりの出汁に大分県産のかぼすと絶妙なマリアージュで完成しました。化学調味料無添加でからだに優しくおいしい!
豊後水道に面する大分県佐伯市で伸び伸びと育った「豊後とらふぐ」。また卸業から小売り、飲食店まで幅広い業態で40年間培った技術と経験をいかし、もっともベストな状態でお客様に召し上がっていただけるよう日々研究を重ねています。ぜひこの機会にご賞味ください。