ごまの風味が豊かに香り、ひと口食べれば魚のうま味が口の中に広がります。佐伯の漁師町に伝わるごまだしは、生活の中から生まれた魚で作る調味料です。定番の食べ方としてはごまだしをのせてあつあつのお湯をかけてたべる「ごまだしうどん」がおすすめです。「漁村女性グループめばる」の「ごまだし」は、水揚げ直後の鮮度抜群の魚で作ります。愛情たっぷりの「ごまだし」をぜひお召し上がりください。
太平洋と瀬戸内海、二つの潮流がぶつかり合う豊後水道は、潮の流れも速く最高の漁場と知られる豊穣の海です。
「ごまだし」とは、新鮮な魚の焼いた身をすりつぶし、ごまを加え、しょう油やみりんで味付けをしたペースト状の調味料で、佐伯市には古くから伝わるものです。かつては市内の各家庭でも手作りされ、それぞれの家ならではの味がありました。現在は、市内の各事業所がそれぞれの味を作り提供しています。
内容】あじごまだし200g えそごまだし200g 鯛味噌150gの3本セット、海の恵み佐伯ごまだしレシピ 1冊
“漁村女性グループめばる”は「魚の命を大切にいただこう」と巻き網漁家の主婦らが集まり結成されました。「ごまだし」は、漁村で古くから親しまれていた家庭の味。2013年、そのごまだしを使ったコロッケが、NHKきょうの料理クッキングコンテストでグランプリを獲得し、認知度が一気に広がりました。“うどんだけじゃもったいない!ごまだしは何にでも合う調味料だから”と桑原さん。新しいレシピの提案など若い人の発想を取り入れながら、今日もPRのため全国を駆け回っています。
【材料】(2人分)ごまだし・大さじ1、マヨネーズ・大さじ2、食パン(6枚切)・2枚
【作り方】ごまだしとマヨネーズを混ぜて、食パンに塗る。オーブントースターなどできつね色になるまで焼けたら完成です。
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