阿蘇の大自然が育む良質の土壌と、筑後川源流域の清流により、米や高冷地野菜の栽培が盛んな南小国町。標高400m超えの高冷地ならではの寒暖差は、農産物により素材の旨味や甘みをもたらします。
当町では長年、原木栽培での椎茸づくりが盛んに行われ、山の斜面一面に椎茸の榾木(ほたぎ)が綺麗に組まれて並んでいる様子は圧巻です。
晩秋から冬にかけて雪深いこの土地で、発生した茸の傘に雨や雪が落ちないように榾木の上にビニールや編んだ藁束などの雨除け掛けて保護をするなど、細やかな配慮が施されています。
先代から原木椎茸生産を始め、高冷地で肉厚の原木椎茸生産をモットーに品質の良い品物作りに努めています。