土地を体験し、素材に触れ、その感覚が記憶として形に移されていきます。プロダクトが生まれた環境に敬意を抱き、その環境を切り取って手元に置くアトモスフィアの存在。杉の重量感と対比したフレームの構成が木素材の価値を高めてくれる様な、軽快さを産み自然環境のように風通りの良さを感じさせるプロダクトです。
満ち溢れた人生、景観を重んじる価値観、自然との対話、人々とのつながり。
目に見えない絆が心を満すのかもしれない。
あなたにとって満ち溢れた人生とは。
FILが拠点を置く熊本県・南小国町。 黒川温泉の名で知られる人口約4,000人の町。世界の中でも珍しいカルデラがあり、今も火山活動が続く阿蘇地域の北側に位置しています。国内外の観光客を受け入れる旅館業はもちろん、林業や農業も盛んです。
先人がその地に植えた杉は、約250年のときを経て「小国杉」というブランド材へと育ちました。 阿蘇の豊かな土壌と厳しい寒暖差が美しい色合いと艶を生みだします。長い年月をかけて育まれた豊かな恵みを、たくさんの人達と分かち合うために何ができるのか。 今だからこそできる多種多様な技術と様々な視点から木に向き合い、未来へつなげていきたいという思いからFILの取組みは始まりました。
パリのMiya Shinma PARFUMSのアトリエで調香されたFILのフレグランスオイル。作られたレシピをもとに様々な香りがブレンドされたフレグランスオイルは、フランスから到着後、熟成加工し、FILのボトリングルームで充填しています。(フレグランスオイルはポプリ専用です)
一つ一つ時間と手間をかけ手作業で作られていくポプリは、小国杉精油にローズウッドやパチュリ、乳香など天然香料を中心に爽やかさの中に深みと温かさがブレンドされた香りです。器の中の溶岩にフレグランスオイルを数滴落とし、香りをお楽しみください。
香りのピラミッド
トップノート
ライム、ベルガモット、小国杉(葉)
ミドルノート
ローズウッド、乳香
ラストノート
パチュリ、ベンゾイン、オークモス
– Miya Shinma PARFUMS –
フランス・パリにて自然の美しさを主題とし、日本特有の香料と世界中から集められた上質の香料によって日本独自の香り文化を背景とした香水ラインを展開している新間美也氏によるブランド。
http://miyashinma.fr/jp/index.html