株式会社丸山えびでは、より良い車えび育成を目指し、様々な研究を重ねてきました。その結果、年々車えびの住み処である砂がきれいになるのが分かるようになり、立派な車えびが育つようになりました。
私と従業員を中心に妻、大学生から小学生の子供4人それに祖父母の9人で2千坪から4千坪の4面のいけすの小さなゴミまで徹底的に掃除して車えびの住環境を作り上げています。
熊本県上天草市は九州のほぼ中央に位置しています。有明海・八代海に挟まれた海の豊富なミネラルと、山が供給する栄養分が互いに集まって質の良いプランクトンが育ちます。この自然のメカニズムが上天草のえびに良い環境を作っています。
平成7年。父から養殖業を受け継ぎました。そのころは、車えびを襲う病気が流行していました。この天草地域でも病気のせいで養殖が続けられなくなる所が多くありました。そんな時期だったからこそ、改革が必要だと考えました。 車海老の住処である砂を徹底的に掃除することから始めました。徐々に車海老が育つようになり今では「甘くて、大変おいしかった」との声が届くようになり、長年の喜びに変わりました。
車海老の養殖は自然の力が必要不可欠です。自然界に存在する車海老を我が子のように大切に見守り、大きく健やかに育て上げることは、人の生活にも相通じ自然の大切さを感じます。自然への感謝、命を頂く事への感謝、この恵まれた豊かな自然で私たちも共存させていただいてると車海老の養殖を通じて感じ、その大切さを未来へ繋げていきたいと思います。
寄付者様から「とても美味しかった」「また、頼みたい」と感想をもらうようになりとても嬉しく自信につながりました。