八代市産の無垢の檜を削り出し、職人が一つ一つ手作業にて無塗装で仕上げました。
強度が求められるパーツにはFSC認証を取得したアメリカ産ウォールナットを使用し、シンプルなツートンカラーに色味を抑えることで、インテリアにもすんなりと馴染むようなデザインになっています。
※FSC認証=森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられる認証。
八代市で林業を営んでいる桧丸株式会社が檜の山林を管理し、伐採、植林を手掛け、木材のプロ達が加工、販売までを手掛けています。
そうすることで、子供達へ安心・安全なおもちゃを届けることができると考えています。
天然無垢の檜のみを使用しています。
「無垢材」とは、丸太から切り出したままの自然な状態の木材です。
接着剤で張り合わせてブロック状にした「集成材」とは違い、加工した木材にはない風合いや温かみがあります。木によって一つ一つ違う木目を感じられるのも無垢材ならでは。また無垢材は長年使うことで、深い飴色になり木目も美しくなっていきます。
IKONIHで学べる「木育」
私たちは、「木育」を「木と自分たちの暮らしを理解し、サステイナブルな暮らしづくりへ貢献する活動」と考えました。
IKONIHを永く使い、修理することでモノを大切につかう経験を積むことができます。 また、おもちゃ生産の背景にある日本の山林の事情を知ることで、自分たちの暮らしと自然がつながっていると理解することもできます。
こどもたちが大きくなったとき、次世代のこどもたちにもこの経験や学びが受け継がれることもあるでしょう。木に触れ、木で育つ。この連鎖が、未来のこどもたちの暮らしを創っていくと考えています。
木を使うことで、未来の山林を育てます。
日本の山林は、木材の需要が減少していることから適切な手入れが行き届かず、地盤が弱くなるなど影響を受けています。
「森林伐採」それ自体は悪いことではありません。適切な計画に基づく植林と伐採のサイクルを守ることが重要です。
桧丸株式会社では、山林を管理し、伐採、植林を手掛けています。IKONIHに触れて、香って、遊びながら山林や木材の役割を学んで欲しい‥私たちはそう願っています。