私たちが作る陶器は、1つひとつ、心を込めて丁寧に手作りをしています。同じものはありません。
認定NPO法人とら太の会は、障害があってもなくても当たり前に地域の中で暮らすことができる社会を目指し、1983年から活動を続けてきました。このとら太の会を母体に多機能型事業所みのりがあります。みのりには様々な障害を持った仲間が仕事に通ってきます。陶芸の作業を担当する仲間は、一つひとつの作品に命を吹き込むように優しく笑顔で作業に取り組んでいます。
とら太の会がある八代市妙見町は、自然豊かで、歴史的建造物や古くからの言い伝えの多く残る地域です。とら太の会は1軒の仕切りのない建物の中で、障害者の働く作業所と保育園、学童保育を展開しています。豊かな自然と愛らしい子どもたちの声に包まれて、みのりでは作業を行っています。
とら太の会は、1983年に、障害を持った子どもたちの療育サークルとして発足しました。2001年に、会に通う子どもたちの高校卒業後の居場所を確保するために作業所を発足。補足当初から目指してきた「共生・共育」の実現を目指して作業所の発足と合わせて無認可の保育所を同じ建物内で開始しました。その後は地域のニーズにこたえるため、学童保育を開始し、作業所は法改正に合わせて形を変えながら、現在の就労支援B型事業所と生活介護の多機能型事業所として活動を展開するようになりました。
私たち、とら太の会が活動する妙見町の豊かな自然からインスピレーションを受けて誕生した『MINOO』を、たくさんの方に知ってもらい、妙見町のことも知ってもらえるような活動を展開していきたいと思っています。また、みのりに通う仲間たちの絵や作品もたくさんの人に知ってもらえるように商品展開を進めていきたいと思っています。