古伊万里(こいまり)の中でも繊細できらびやかな色絵磁器は江戸時代、 西洋の人々を魅了し、ヨーロッパの磁器生産にも多大な影響を与えました。
中でも、最も優美といわれる延宝時代の色合いと様式をベースに、 現代のペットと伝統的な文様を組み合わせています。
・コンゴウインコ:松竹梅が配置された大変おめでたい「花鳥文」の図案より、梅の枝にとまっている小鳥がコンゴウインコになっています。
・パグ:秋の風情を表す柄として古くより様々な工芸品に用いられてきた 「鹿紅葉文」。躍動感ある鹿の文様が、楽しそうにはしゃぐパグになりました。
・エキゾチックショートヘア:「樹花文」の中に、厄除けを意味する虎に替わり、眼光鋭いエキゾチックショートヘアをあしらいました。家の守り神として見張っています。
・エボシカメレオン:高貴な吉祥文様として好まれる「菊文」に、ペットとして飼育される爬虫類の中でも人気のカメレオンをあしらいました。
・ウーパールーパー:「魚藻文」の魚を、80年代日本で大ブームとなったウーパールーパーに置き換えました。
400年前に誕生し、フリーカップとして現代でも活躍しているそばちょこを、
波佐見焼の産地が得意とする多様な技法を活かしてバラエティー豊かに
展開しているシリーズです。