江戸時代に「そばちょこ」が大流行し、豊富なデザインが生み出されました。
その中でも繰り返し描かれている縁起の良い文様を5種類選びそばちょこと小皿にしました。
・蛸唐草文 (たこからくさもん) 唐草文様はつる草が絡み合って曲線を描く文様です。生命力が強く途切れることなくつるを延ばしていくことから「繁栄・長寿」などの意味があります。
・菊弁文 (きくべんもん) 菊の花は最も多く用いられている花文様です。「不老長寿の貴い花」という考えからきていると言われています。
・氷裂文 (ひょうれつもん) 釉薬の貫入が、氷の表面ががひび割れたように見えることから、「氷が裂けたような模様」という意味合いでつけられました。中国・南宋時代の柄とされています。
・菊花文 (きっかもん) 菊の花は最も多く用いられている花文様です。「不老長寿の貴い花」という考えからきていると言われています。
・籠目文 (かごめもん) 籠目文とは、文字通り竹などで編んだ籠を意匠化したものです。この籠目を模した連続文様は魔除けの効果があるといわれています。
400年前に誕生し、フリーカップとして現代でも活躍しているそばちょこを、
波佐見焼の産地が得意とする多様な技法を活かしてバラエティー豊かに
展開しているシリーズです。