長崎県島原市では珍しい長ナス農家です。
100年以上続く農家で、私は6代目になります。
もともと、生姜農家でしたが25年ぐらい前の4代目ぐらいの時に長ナス栽培を始めました。
良い品物を作りたいという信念のもと、温故知新の精神で何事にも挑戦しています。
食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる「JGAP認証農場」です。
私たちのナスのおいしさの秘密は、大きく3つあります。
島原市は、古くから「水の都」と呼ばれております。
雲仙山系の伏流水が市内の約60ヶ所から湧き出し、「島原湧水群」として1985年1月に環境庁の「全国名水百選」に選定されています。
さらに、1995年には国土庁から「水の郷」に指定されています。
各所の湧水は、約200年前の普賢岳の火山活動により地割れが生じ、湧き出したと云われています。
この湧水は、私たちにとっても農作物にとっても大自然が生み出した恵みです。
島原市特有の温暖な気候、保水性・排水性に優れた黒ボク土もおいしい農作物をつくるために欠かせません。
一つひとつの花に手作業で受粉しているためナス特有の種がなく、皮まで柔らかい長いナスができます。
皮が柔らかいので、お子様でもパクパク食べられるほどです。
これら3つにより、「生で食べるとリンゴみたい!」や「加熱するとトロトロ!」と評判です。
ナスの最大の魅力は、料理の品数の多さだと思います。
おひたし、煮浸し、揚げナスだけでなく、様々な料理の具材として使える「万能食材」と言えるのではないでしょうか。
そのため、私たちのナスも主婦の方々から大変人気です!
朝の味噌汁、昼の大皿料理、夜の一品にと料理の幅が広いため一日で2~3本使う、とありがたい声をいただきます。
マルタイの大長ナスでお気に入りのナス料理を試してみてください。