島原・舞岳から湧き上がるミネラル豊富な「舞岳原水」と、自家配合飼料で育てたこだわりの豚。精肉は、肉のサシが美しく締まりがり肉味が秀逸な褐色の豚「デュロック種」、脂肪が甘く肉のキメが細かく締まりがある「バークシャー種」の2種のみから生産されます。手間暇はかかるが豚本来の旨味を伝えたいという農場のこだわりがつまった味です。
<中村種豚場>
中村種豚場は昭和7年(1932)から続く種豚場で、4代にわたり養豚を続けている所は日本国内でもわずかです。長崎県内では唯一、ここだけです。種豚場を分かりやすく言えば「豚のブリーダー」のことです。
舞豚は子豚から一頭ずつ管理され育てられています。だから出荷される豚肉は、いつ生まれ育ったのかが正確に分かるようになっています。大切な舞豚をお客様のお口に入るまで、徹底管理したいと思い、カットも自社工場で行っています。
健康的に育つようにストレスを取り除き、ミネラルたっぷりの湧水・舞岳源水と、パン粉などを中心とした特別のエサを与えて育てています。
舞豚は子豚から一頭ずつ管理され育てられています。とても安心安全なブランド豚は希少価値が高く、実は市場には数頭しか出せない状態だそうです。
肉質がきめ細かく、しっとりとした奥深い甘みがある「舞豚」にはこだわりが詰まっています。
強いこだわりから平成26年(2014)、島原市の商店街の一角に自社店舗を構えました。自社農場で愛情いっぱいに育て、舞豚を最大限においしく食べていただきたいという想いと地元が元気になってくれれば!という想いから「しゃぶしゃぶだいにんぐ舞豚」と名付けられ、商店街に出店しました。
店を担当する次男・中村寿宏(中央)
「甘くてやわらかい肉です。脂身(あぶらみ)は、さっぱりしています。肉質に自信があります。シンプルにしゃぶしゃぶで食べていただくと、舞豚のうまみが一番分かるはずです。」
地元の高校を卒業して東京へ。約20年、有名なトンカツ屋で就業を積んで帰郷。
しゃぶしゃぶだいにんぐ舞豚を切り盛りする次男・中村寿宏
「85年続くブリーダーの経験を生かした舞豚を、たくさんの方々に食べてもらいたいです。舞岳源水のミネラル豊富な水と、パン粉を加えたオリジナルのエサを与え、愛情を込めて育てた舞豚は、とにかくうま味が違います。」
地元を離れたからこそ気づいたこともたくさんあります。「島原の人口が減っているので、街を活性化させたいです。島原へ観光客を呼び込みたいです。舞豚を通して、島原の良さもアピールできたらうれしいです。」
長崎県は、長崎県産食材を積極的に使用している店を「ながさき地産地消こだわりの店」として認定しています。長崎県産の良さを知ってもらい、地産地消をより一層推進するために行われています。「しゃぶしゃぶだいにんぐ舞豚」も認定を受けました。
また当店は、長崎県民の投票による「観光客などにオススメしたいグルメ店」100選にも選ばれています。
長崎県民からの推薦コメント
「お店の方の工夫と気遣いが感じられます。」
「しゃぶしゃぶで豚肉の旨味、脂身の甘みを感じられる。他では食べることが出来ない肉!」など、多数のコメントが寄せられています。
85年続く豚のブリーダー、中村種豚場は代表・中村臣助(長男、写真)と次男・寿宏、三男の守孝の三兄弟でやっています。兄弟で力を合わせて舞豚を育て、豚肉を販売しています。脂肪が甘く、キメが細やかで肉質のしっかりしたお父さん(バークシャー純粋種、黒豚)と、サシが美しく、しまりがあり肉味が秀逸なお母さん(デュロック純粋種、赤豚)を交配して産まれたのが舞豚です。
お父さんとお母さんの良い所を結集した、おいしい豚肉です。ドット柄が特徴で、子豚からお肉になるまで1頭1頭が個体管理され、いつ産まれた豚なのか正確に分かるシステム(トレーサビリティ)になっています。
緑豊かな美しい景色が広がる舞岳(標高703m)の中腹にある中村種豚場。パン粉を加えた自家配合の特別なエサを与え、ミネラルたっぷりの舞岳源水を飲ませて健康的に育てています。
舞豚の名前の由来は3つあります。
① 大事に育てた私の豚「My Pig」から「My(マイ) 豚(トン)」
② 育てる環境が「舞岳」の中腹にある農場がある
③ しゃぶしゃぶをする時、お鍋の中で豚肉が躍るように見えるから「舞う」
中村種豚場は長崎県の種豚の共進会にて名誉賞を受賞するなど、数々の受賞歴もあります。
ふるさと納税返礼品には大人気の、しゃぶしゃぶ用ロース、肩ロース、ウデモモ、バラの4種が入っています。冷凍、消費期限60日。
オレイン酸が多く含まれる不飽和脂肪酸の割合が高く、脂肪の吸収を抑えます。舞豚は黒豚などの銘柄豚と同様に脂(あぶら)の甘みが強く、香りも深いという特徴があり、その上、たくさん食べても中性脂肪やコレステロール値が上がりにくいという「オイシーかつヘルシー」な豚肉です。