安政6 年(1859 年)創業、からすみを主に取り扱う「小野原本店」は、長崎の台所と呼ばれる築町に、戦火を耐え忍び文化庁登録有形文化財として登録された店舗を構え、古くから続くこだわりのからすみ製法を紡いできました。日本三大珍味に数えられるからすみは元々は地中海沿岸発祥で長崎に渡り、長崎で豊富に取れるボラの卵を使って製造されたことから長崎の名産品として全国へ広まり、古くは皇室への納入品として重宝されたてきた歴史があります。
「小野原本店」のからすみは血抜き、塩漬け、乾燥の全工程を手作りにこだわり、無添加・無着色で丁寧に作り上げられます。
家庭用はもちろん贈答用にも打ってつけの逸品。こだわりの製法を伝承していくのはもちろん、その時代に合った味加減を追求すると共に新しいからすみの調理方法も提案しており、そのまま酒の肴にするもよし、パスタに和えるなどの食べ方もおすすめです。