江戸時代からあった、もともとの五三焼きは素朴なもので、販売を中止していたのですが、
お客様から「松翁軒さんの五三焼きってどんなんだろう?」「食べてみたい!」というお声を受けたのがきっかけです。その結果、昔のものそのままではなく進化した、現在の五三焼きが誕生しました!
砂糖や黄身を増量すると甘すぎてしまうので、調整しながら材料の掛け合わせの順番や作り方など試行錯誤を重ねながら、コクとくちどけがすごい五三焼きが出来上がりました。
地元でカステラは、法事やお歳暮、県外の方へ送られたり、手土産としても人気があります。
また、結婚式などのお祝い事など、様々なシーンで喜ばれる商品です。
観光客の方やお取り寄せも多くなってきています。
半分近くがタマゴなので、焼き加減や環境に応じてタマゴの保管温度や、器具や機械のあたためなど細かな気遣いを行っています。そうでないとできないとよいものはできないと自負しており、全国展開をしていないのは品質を保つためでもあります。
江戸時代の中頃1681年創業した、「株式会社松翁軒」。
<長崎の企業としてのこだわり>
価値のある街であることは変わりなく、店の佇まいや接客、居心地の良さから「癒やされる」「いいな」と地元、全国の方が感じていただけるようおもてなしの気持ちを常に忘れずに心がけています。心地よく感じていただくために、ご試食、季節に応じてお茶の温度も変えてご用意しております。
<接客へのこだわり>
2階には喫茶店もあり、スタッフからの声も取り入れながら、お越しいただいた方や周りの方達が、優しい気持ちになり、「来てよかった」と思っていただけるような接客を日々心がけています。
また、長崎では初節句祝のお祝い返しに桃カステラを使うのですが、
小さな子どもを抱っこした親とおばあちゃんがやってきて、「私が子どもを生んだときもここで桃カステラをかってもらったんですよ」と言ってもらうこともあります。
そうした、地元の方にとって思い出に残っていけるような、香りをかぐと思い出すようなお店になっていきたいです。
長崎市へお越しの際はぜひ遊びにいらしてください!