1971年創業の「アムール」。
気さくなマスターと、気遣いと心配りが素晴らしいママさんの二人が純喫茶として多久市にオープンされました。
アムールという屋号は、当時のソビエト連邦(現ロシア)ウラジオストックを流れるアムール川からいただいて付けられたそうです。
その当時から名物だった喫茶アムールの欧州カリー。
なぜ”カレー”ではなく”カリー”なのか?その当時は不思議だったのですが、今となればそこがマスターのこだわりだったのかもしれませんね♪
地元だけでなく、近隣の県外の常連客も多いアムールのビーフカレーですが、美味しいという噂が噂を呼び、いつの間にかついたネーミングが「うわさのカリー」。
常連さんの「自宅でも食べたい」というリクエストでレトルトも商品化されており、その人気に陰りを見せることはありません!
次世代に継承された今でもその味は健在。お子様でも食べていただける優しい辛さです♪
アムールのカリーは、ライスとカレールーを別々に提供されるスタイルでメニューも豊富なのですが、アムールのカリーを語るなら「ロースとんかつカリー」はランキングから外せません。
かく言う私も、アムールに行ったら迷わずに注文するのがこの「ロースとんかつカリー」なのです。
バターライスの上に載せられた、絶妙の揚げ加減の厚切りのロースとんかつは、中央部分にうっすらとピンクの色が残っており、そのお肉のジューシーさと柔らかさはとんかつ通も唸らせる、それこそとんかつ専門店も顔負けの美味しさです!!
繊細でいてコクを感じさせる濃厚カリーの量もタップリ目で、それに負けず劣らずのとんかつの味との一体感が、今日もたくさんのカレー通を唸らせています♪
カレー大好きな私は、けっこうな頻度でアムールさんを利用しています。
アムールさんでいただくビーフカレーは本当においしくて満足なのですが、日曜日や祝日ともなるとお昼の時間帯は駐車場は満杯、お店のエントランスには順番待ちのお客さんであふれていることもしばしば。カレーをあきらめてラーメンに…なんてこともたびたびです(笑)
店内でいただく「うわさのカリー」が美味しいのは間違いないのですが、ふるさと納税の返礼品として真空パックでお届けしているカレーはどうなのでしょう。このクオリティはしっかりと保たれているのでしょうか?
皆様に返礼品としてお届けしている以上、スタッフもしっかりと確かめる責任と義務があるのでは?ということで、返礼品でお届けしている「うわさのカリー」を実際に試食してみました!!
食べ方はいたって簡単。袋を開封せずに、蒸気口を上にして立たせてそのまま皿にのせ、レンジで約2分間加熱するだけ。
そのままレンジで温めることができるのはうれしいですよね♪
温められて膨らんだパックから蒸気が抜けてしぼんだら、電子レンジから取り出してお皿に盛ったご飯の上にかけるだけ。これなら料理や後片付けが面倒な私でも、簡単にできるのでいつでも食べることができそうです(笑)
さて、味のクオリティはというと…わたしの取り越し苦労でまったく問題ありませんでした。
ルーの中にちょっと大きめの牛肉の角切りが2個。そのうちの1個を口の中に入れると、しっかりと形は残っているものの噛めばホロホロとほどけ、佐賀産黒毛和牛の旨味が口いっぱいに広がってきました。
地元農家の野菜と多久市で大事に飼育された黒毛和牛。手間ひまを惜しまずにコトコト煮込まれたスープに“アムール”秘伝のスパイスが投入され、さらに48時間をかけて熟成させてやっと完成なのだそうです。
個人的にはイメージ写真にもあるように、カレールーの上にコーヒーフレッシュをサッとまわし掛けて頂くのが大好きです。マイルド感がプラスされて、まさに昔懐かしい喫茶店のカレーって感じですw(※お届けするセットには付いていません)
コクと深みのあるまろやかな欧風カリーを、ぜひ一度ご賞味いただきたいものです。わたくしが自信をもっておすすめいたします♪