むなかた牛の想い
牛を想うチカラ
牛が主人公の毎日。
自分の子供たちに自信を持って食べさせられる“安心・安全な牛肉をつくり届けたい”
2001年、日本でBSEが発生した時に一人の牛飼いとして辿り着いた結論が、自分の子供たちに自信を持って食べさせられる“安心・安全な牛肉をつくり届けたい”との想い。
そのためには、ストレスを与えない健康な牛づくりという牛飼いとして、原点回帰の考えに辿り着いたのです。
美味しく安心・安全な牛づくりには、まず牛の健康を保つのがイチバン。牛が健康に暮らせる、牛が主人公の毎日を基本理念に、すすき牧場は新たな挑戦を始めました。
子牛、飼料など全てのトレーサビリティーの徹底、牛肉を食べられる方が安心していただける生産体制の確立を目指し、“牛が主人公の毎日”は日々進化を遂げています。
食を想うチカラ
私たちの安心・安全な食は、牛にとって健康な餌が育む。
安心できる健康な餌で育った牛が、私たちに安心・安全な食を届けると考えるすすき牧場では、牛の健康な餌づくりにこだわっています。
自家製の健康な餌で、安心・安全を保証します。
消費者の皆さんが安心して食べられる美味しい牛肉を届けるには、牛の食事も安全で健康であるべきと考えるすすき牧場では、ホルモン剤、抗生物質、農薬などの消費者が不安を感じる要素を一切排除。
エコフィード(食品副産物)や自家生産の飼料用米を乳酸発酵させた飼料、乳酸発酵飼料(サイレージ)を自家製造し、栄養価の高い健康な餌を給餌し、牛を生育することにより、しっかりとした赤身の旨味がある美味しい牛肉を生産しています。
おからや菜種油粕、焼酎粕等の食品副産物(エコフィード)の利用も、各食品加工場を視察、原材料や衛生状況をチェックし、牛の消化吸収や健康維持に有用な自家製サイレージとして活用しています。
このエコフィード(食品副産物)の利用は、環境に配慮したリサイクルとして今後も積極的に取り組んでいこうと考えています。
自然を想うチカラ
牛と人、自然とが調和する健やかで豊かな環境づくり。
牛がいつも元気で、ストレスを感じない豊かな牧場環境。そして牛たちにも人にもやさしい緑の環境整備が、都市型牧場であるすすき牧場には欠かせないと考えています。
牛の健やかな成長には健康な食と快適な牛舎環境の保持が欠かせません。
牛のストレスを和らげるために、すすき牧場では、牛舎の清掃や餌槽の清掃、敷床の清掃はもちろん、牛舎内の温度・湿度管理対策としてミスト状の細霧機能を備えた換気扇を設置。
空気循環を徹底するとともに細霧機能を活用した防暑対策や日よけのための緑のカーテンの設置など、牛へのストレスを出来るだけなくした環境づくりに積極的に取り組んでいます。
すすき牧場では、基本的に毎日、健康状況と肥育状況をチェックしています。
牛の健康チェック、ワクチン(炭疽ワクチン)投与、牛舎等の清掃、外部駆虫剤の投与など、きめ細かい健康・衛生管理を行っています。
また、導入当初の素牛は他の牛から隔離された導入専用牛舎で、1〜2ヵ月間、健康チェックを続けます。
健康な牛を育てるための健康管理・衛生管理を徹底して行う理由の一つに、すすき牧場が福岡市から電車で40分、
緑豊かなベッドタウン宗像市内にあり、牧場の周辺に隣接する多くの住宅に暮らす住民や地域の住環境を守ることも、街中で牧場経営に携わるすすき牧場の使命でもあるからです。
次代へツナグ想い
生産者と消費者、そして次の世代へと繋ぐ食のサイクル。
高品質美味しいということは、安心・安全で健康な食と等しい。
つまり、"美味しさ=健康"であると私たちは考えています。
自分たちが愛情を注ぎ、手塩にかけて仕上げた食肉が、消費者の皆さんの手許まで美味しく健康なまま責任を持って送り届ける仕組みづくりも我々生産者の使命だと考えます。
私たちすすき牧場は、"美味しさ=安心・安全"をキーワードに、生産者消費者が相互に繋がり合える「食のサイクル」を目指しています。
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