日本の肉用牛である和牛4品種(黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種)のうち、
高知県内でしか改良されていない褐毛和種・高知系の通称。高知県内では土佐褐毛牛とも呼ばれています。
公益社団法人全国和牛登録協会が行う子牛登記ならびに血統登録事業によって一頭一頭が血統管理され、
改良がすすめられています。特に牛肉流通においては高知県産褐毛和種として土佐和牛「土佐あかうし」で流通しています。
土佐あかうしの美味しさは、赤身とサシのバランスの良さにあります。
旨みを蓄えた赤身は、しっかりと28ヶ月齢程度まで肥育されることで、グルタミン酸やアラニンなど、
旨みや甘みを感じるアミノ酸が豊富にあり、これは熟成させることで更に旨みが増します。
特に甘みを感じるアミノ酸の総量は黒毛和種の2倍以上で、熟成により4倍にまで増加することが解っています。
一方、サシと言われる霜降りは、入りすぎずに適度な量であることからヘルシーであると同時に、
そのサシの細かさや融点の低さから、キレがよく喉ごしの良いこの牛独特の風味を生み出します。
旨みとジューシーさを兼ね備えた土佐あかうしは、シンプルに塩で味わう焼肉・ステーキはもちろん、
モモ肉の赤身の旨さを活かしたローストビーフも絶品です。程良い脂なので煮込んでもぱさつかず、
フレンチやイタリアン向けの食材に、また、冷えてもべとつかない特性をいかして、
和食分野の食材としても高く評価されているところです。
<高知県庁ホームページから>
越知町に流れる清流仁淀川の河畔で、何舎もある広い牛舎で育てています。
沢山餌を食べてくれたので、こんなに大きく元気に育ちました。
立派な赤牛を箱詰めでお届けいたします。