山口県が品種開発し岩国市内で唯一、國光米穀店が取り扱う地域米「あきまつり」
ねばりがあり、味・香りともにとても良い。と、市内のホテルや料亭で使われているお米です。
「お米の美味しさは、朝晩の寒暖差で決まる!」と言われていますが、あきまつりは自然豊かな山間の町・美和町や本郷町などで栽培されており、しっかりとした味が特徴。
化学農薬や化学肥料を50%以上削減することが義務付けられた「エコ50」特別栽培米でもあるこだわりのお米です。
そして、令和元年度に行われた天皇の皇位継承の際に開催される大嘗祭(だいじょうさい)には、山口県からの品として、こちらのあきまつりが選出され奉納されました!
そんな貴重な特別栽培米“あきまつり”。ぜひご賞味ください!
岩国市内で唯一、あきまつりを取り扱う國光米穀店。
ここは江戸時代から続く老舗のお米屋さん。
木造の五連橋でも知られている錦帯橋のほど近く、
岩国領の城下町にあり、当時の商店街のような場所に位置しています。
國廣屋として始まった歴史は、幕末の1867年(慶応3年)に
店主・國廣屋光蔵の名を短縮して、國光米穀店となったそうです。
大正7年に勃発した全国的なコメ不足・米騒動の際にも、
民衆が押し寄せた米屋の一つとして、当時の新聞に名を残しています。
「最近は、お米は直接買いに来てくれるんですよね。
昔は配達するものだったんですけどね。」
とお話してくださったのは、店主の國廣昌男さん。
一昔前までは、サザエさんに出てくる三河屋さんのようにお客様のところへ御用聞きをして回り、お米だけでなく醤油や酢なども配達していたそうです。
最近では、スーパーやドラッグストアなど、お米はどこでも買えるようになってきて、全体的な消費量も減ってきています。
そんな中、米屋として存続するためには、何かこれまでとは違う方法でやっていかないと。そう考えた國廣さんは、あきまつりを使って地元の酒蔵会社や製菓会社とのコラボ商品を開発したこともありました。そして、現在はちょっとしたお土産などで手に取っていただけるよう、2合を真空パックにしたものを販売中です。
一方で、昔から変わらないこだわり。それは、精米したてのお米をお届けしているところ。
精米したお米はたちまち酸化が始まり味が落ちるため、自店での精米をしています。そして、店から配達する際は、精米したてのお米お届けすることにこだわります。
ふるさと納税でお届けするお米も、発送当日に精米した新鮮なお米をお届けしますね!
店主の國廣さんとお話していて感じること。
それは、「常にお客様目線であること。」
取材中にお店に来店された常連のお客様に「連絡くれたら配達に行きますのに~。遠慮せんでくださいね~。」と優しく声をかけられていたのが印象的でした。
ふるさと納税で返礼品に選んでくださるお客様に対しても、1度だけではなく、リピートして申し込んでくださるお客様がいることを喜び、「昔、岩国に住んで配達していたお客様が県外に移られた後、返礼品に選んでくださっている方もいるんじゃないかな。」と、そんなことを楽しみにされていました。
そこには、國廣さんが、お客様との出会いを一度だけでなく、継続的なつながりとして大切にされている姿がありました。
これからやっていきたいことをお聞きすると、2つお答えくださいました。
ひとつは、「今まで以上に小回りを利かせてお客様の元にお届けすること。」
核家族や高齢化に伴い1軒あたりのお米の消費量は少なくなっている現状。
そんな中、2キロや3キロのような少ない量でも遠慮なく注文してほしいし、新鮮なものをお届けしていきたい。という想い。
そして、ふたつ目は、「お米だけでなく、ご飯のお供になるような商品とのコラボ販売もすすめていきたい。そうすることでお客様の食事の時間がより豊かになるように。」という想いをお話くださいました。
國光米穀店はこれからも時代のニーズにあわせてお客様に手にとってもらいやすい形でお米をお届けしていきます。
そんな國光米穀店からお届けする岩国の地域米「あきまつり」。
ぜひ、あなたのご家庭に。
そして、いつか岩国にお越しの際は、ぜひ國光米穀店にお立ち寄りくださいね!
喜んでお迎えします!