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【栗焼酎】・・・島根県で有数の収穫高を誇る津和野栗を使い、すっきりとした味わいで、何かと割って飲むのにおすすめです。
【粕取焼酎】・・日本酒をつくる過程で出た酒粕を使う焼酎で、凝縮された米や酵母の味わいですが、若干クセがあり、通好みの焼酎です。
【南瓜焼酎】・・まったりとした深みのある香りで、自然な甘みが感じられます。
【里芋焼酎】・・日本三大芋煮で有名な津和野町の粘っこい里芋を使っており、フルーティな香りとまろやかな味わいが特徴です。
エコロジー焼酎を造り始めたきっかけは、地元農家から1等級認定されなかった米や大きさが揃わず市場に出せない里芋、採れすぎて廃棄するしかない栗やかぼちゃが捨てられていると聞き、津和野で採れるものは土がいいから美味いのにもったいないと思うようになったからです。
日本酒をつくる過程でできる酒粕の処理に困っていたこともあり、廃棄資源になってしまうものを材料に焼酎として活用すれば、価値ある形でブランディングができると考えました。それから20年、廃棄物も少なくなり、お互い良い循環が生まれるようになりました。
財間酒場では機械に頼らず、酒造りのほとんどの工程を手作業で行い、材料も全部津和野原産です。生産者の顔が全員わかる、そんなものづくりを通して、より良いものを届けたいと思っています。
焼酎は寝かせば寝かすほど、まろやかになっていくお酒です。2年以上寝かしたものを卸しています。美味しく飲んでいただくためには、苦労は惜しまないようにしていることが誇りです。
息子と二人三脚で一生懸命つくっていますので、ぜひ一度味わってみてください。