鳥取県だけで作られている、甘みが強く酸味が少ない早生の青梨です。
糖度の高い赤梨「筑水」に「おさ二十世紀」を掛け合わせて育成されたなつひめは、青梨らしいシャリシャリした食感とジューシーさを持ちながら、芯の近くも酸味が少なく、しっかりと甘い味わいです。
秋の味覚の王様と言える梨は甘み成分のショ糖や果糖だけではなく、酸味成分のリンゴ酸やクエン酸などの栄養を含み、また食物繊維も豊富です。
家庭でも梨飴や梨シロップが作られているなど、昔からのどに良いとも言われています。
梨はお召し上がりの2~3時間前に冷蔵庫に入れて冷やしますと、また一段と美味しくいただけます。
日本でもトップクラスの梨の生産量を誇る鳥取県は二十世紀梨が有名ですが、100年を超える技術と丹精を込めた梨造りの歴史を経て、ぜひ召し上がっていただきたい新品種もより美味しい梨づくりを目指す人々の手によっていくつも開発されています。
毎年8月中旬ごろから12月の下旬まで、二十世紀梨を始めとしたシャリっとした食感でジューシーな青梨と、甘みのあふれる赤梨、それぞれの美味しさを持った数多くの品種の梨がリレーのように出荷されてお楽しみいただけます。
なつひめの透きとおる甘さを、ぜひご賞味ください。