鳥取県が自信をもってお届けする極上の食味を持つ大玉の梨です。
10月下旬頃から出荷される梨で、この時季の梨には珍しい特有の香気もあり、甘さはもちろんのこと、果肉がみっしりとして柔らかな上にザブザブとした瑞々しい食感を楽しんでいただけます。
ジューシーかつほどよく酸味のある、上品な味わいの晩生梨になっています。
ジューシーな二十世紀梨と甘みの強い中国梨の「慈梨」との交配種に、大玉の赤梨である「新雪」を掛け合わせることで、それぞれの優れた特徴を生まれた品種です。
また一度ご覧になると印象深い縦長の形をした果実は1つ700グラムほどとずっしり大きく、糖度は12度から13度と高くなっています。
作られている量は多くないため希少ですが、ぜひ一度お召し上がりください。
秋の味覚の王様と言える梨は甘み成分のショ糖や果糖だけではなく、酸味成分のリンゴ酸やクエン酸などの栄養を含み、また食物繊維も豊富です。
家庭でも梨飴や梨シロップが作られているなど、昔からのどに良いとも言われています。
梨はお召し上がりの2~3時間前に冷蔵庫に入れて冷やしますと、また一段と美味しくいただけます。
少し変わった召し上がり方としましては、カレーの具として入れるとフルーティーな味わいになり、お子様にも人気の一皿になります。
ふだんご家庭で作るカレーに、4~5人前に1個(400g)を目安に食べやすいサイズに切った梨を入れていただくと、とても美味しくなります。
また梨をすりおろして肉料理などにご利用いただくことでもお肉が柔らかく仕上がります。
甘くて風味豊かな鳥取の梨は、冷製スープや酢の物などのレシピでオシャレに活用していただくのもオススメです。
もちろん、そのまま召し上がっていただくのもとびきりの美味しさです。
日本でもトップクラスの梨の生産量を誇る鳥取県は二十世紀梨が有名ですが、100年を超える技術と丹精を込めた梨造りの歴史を経て新品種もいくつも開発されています。
より美味しい梨づくりを目指す人々の手によって生み出され、ぜひ召し上がっていただきたいとお勧めできる「王秋」。
毎年8月中旬ごろから12月の下旬まで、二十世紀梨を始めとしたシャリっとした食感でジューシーな青梨と、甘みのあふれる赤梨、それぞれの美味しさを持った数多くの品種の梨がリレーのように出荷されてお楽しみいただけます。
王秋は日持ちもよく常温でも1か月くらいは保存が可能なため、収穫は11月末頃で終了しますが年明けまで貯蔵することができ、贈答用にも人気です。
一年間の梨の食べおさめにもふさわしい王秋を、ぜひご堪能ください。