安井農園をはじめとした生産者グループとして出品していますが、普段は各個人で自分の畑の世話・収穫をおこない、それぞれが収穫したものを倉庫に集約して色付きがいいものを厳選して出荷しています。グループ内で味のバラつきがでないよう栽培のノウハウを共有し、味や品質の向上をはかっています。
出品している「平核無柿(ひらたねなしがき)」や「紀の川柿」はもとはおなじ渋柿のためそのままでは食べることができず手間暇かけた一工夫が欠かせません。
今回ご紹介する柿は、地元密着型スーパー「松源」のバイヤーが厳選した、安井農園をはじめとする5名の生産者グループから直送でお届けしています。
グループの代表を務める「安井農園」は、江戸から続く古い家系で、辿って分かる範囲で柿農家としては4代目。安井さんは現在柿の専業農家ですが、元々は農協の職員でした。当時学んだ売り方のノウハウを柿の生産・販売に活かし若手の育成に尽力しており、「若い世代に専業農家で生計を立てられるように」という思いから、若手農家に声を掛けグループで卸すことをはじめました。ベテランと若手農家が切磋琢磨し作り上げる渾身の柿をぜひご賞味ください。