手延素麺揖保乃糸は、良質の小麦粉・揖保川を中心とした播州地方の清流・赤穂の塩を原料とし、伝統の製法で幾度も熟成を重ねながら、熟練した職人が丹精込めて作り上げた逸品です。夏には冷やし素麵、冬にはにゅうめんとして一年を通しておいしく食べていただけます。
太子町の斑鳩寺に残る寺院日記「鵤庄引付」(県重要文化財)応永25年(1418年)9月15日の条に「サウメン」の文字がでてきます。これが播州地方に残る最も古いそうめんの記録です。約600年も前からこの地でそうめんが食べられていたことがわかります。
(iTQi本部のあるベルギーの首都ブリュッセルにておこなわれた表彰式の会場で)
★★★特級品・上級品ともに三ツ星受賞★★★
2019年6月、手延そうめん揖保乃糸 上級品は2012年から7年連続で、特級品は8年連続でiTQi優秀味覚賞の中でも「極めて優秀」とされる三ツ星を受賞いたしました。
安定した品質、独特ののど越しとコシの強さで揖保乃糸 上級品・特級品はそうめんのおいしさを世界に発信します。
味に優れた食品と飲料品の証 iTQi優秀味覚賞とは・・・
「優秀味覚賞」は、見た目や香り・質感・風味と食感などの基準に基づいて評価される、味に関する高品質を認める唯一の証です。
審査員は、ヨーロッパで権威ある調理師協会および国際ソムリエ協会(ASI)に属しており、国際的な味覚のオピニオンリーダーともいえる一流シェフやソムリエで構成されています。
そうめんは生きた食品ですので、おいしさを保つためには保存方法は重要なポイント。
湿気がこもりやすいところや室温が高いところは避けて、直射日光の当たらない通気性のよいところに保管してください。
また、匂いが移りやすい食品ですので、強い香りのものと一緒に保管しないでください。常温保存でも構いませんが、密閉容器などに移し替えて冷蔵庫で保管するのもおすすめです。賞味期限は最良の保存方法のもとでおいしく食べていただける期間です。ご購入いただいた時に食されるのが、一番おいしくお召し上がりいただけます。
長期間保存される場合は、ときどき麺の状態を確認し、賞味期限内になるべく早くお召し上がりください。
※組合本館画像キャプション
兵庫県手延素麺協同組合 本部 本館
明治20 年(1887 年)9 月9 日、揖保乃糸の生産者組合である現在の兵庫県手延素麺協同組合の前身、播磨国揖東西両郡素麺営業組合が設立されました。
以来、播磨地方の恵まれた気候、豊かな風土に育まれ、悠久の手延べの技は受け継がれ、発展してきました。長い歴史に裏付けられた麺づくりへの強いこだわりと思い。いくつもの工程を丁寧に、丁寧に重ねて「揖保乃糸」は生まれます。