縁起の良い鳥として知られるコウノトリですが、実は70年代に一度絶滅(野生絶滅)していたのをご存じですか? 終戦後、米の生産を増やすために、日本中の多くの田んぼで農薬を使った効率農業が推進されるようになりました。しかし、田んぼからカエルやトンボが姿を消したことによって、これらをエサとしているコウノトリも、日本から徐々に姿を消していったのです。
コウノトリにゆかりがある兵庫県但馬地域は、この事態に真っ先に向き合いました。コウノトリの人工飼育を行うとともに、「コウノトリ育む農法」に地域を挙げて取り組むことになったのです。
このような細かい水管理に加え、無農薬栽培および減農薬栽培を行うなど、「コウノトリ育む農法」にはとっても手間ひまがかかります。しかし、コウノトリが安心できる田んぼで育てられたお米はまた、人間にとっても安心できるお米なのです。
土鍋等で炊くとより美味しくごはんが食べられます。ぜひお試しください!
炊き方:お米1合(180cc)に対し、水1カップ(200cc) (※3合の場合は600cc)
(1)お米を洗い、ざるに30分ほど置きます。
(2)中火にかけて、吹きこぼれる寸前で弱火にします。※蒸気が吹き出すので私はキッチンペーパーでかぶせます。火傷に注意!
(3)ここから9分30秒炊きます。※焦げのにおいがした場合はすぐ火を消します。
(4)そこから5分はそっと置いてむらします。