なにわ黒牛は雌牛100%にこだわり、出荷まで通常25カ月のところ、30カ月以上の長期肥育をおこない出荷しています。
こだわりの配合飼料と牛にとってストレスのない環境で育てています。
月約5頭しか出荷できない希少な黒毛和牛であり、有名ホテルやレストランでご利用頂いている一品です。
令和元年6月28日、29日に開催されたG20大阪サミットにおいて、首脳夕食会のカクテルや昼食の松花弁当のメインの食材として「なにわ黒牛」が採用され、各国の首脳陣に振舞われました。
社長以外全員20代の若者が自分たちの手で責任を持って「黒毛和牛なにわ黒牛」を育てていることも特徴の1つ。
なにわ黒牛にほれ込んだ若い世代の社員たちが地元を離れ、阪南市に住み込んで365日愛情たっぷりに飼育しています。
生後月齢約30カ月以上までストレスを与えないようじっくりと、愛情たっぷり自然な状態で育てられて
おり、その生産頭数の少なさからこれまで一般市場にほとんど出回っていません。
生産者の松田社長は、畜産農家に対する問題意識を強く持ち、将来世代を考えた牧場づくりのことや、
本来の牛肉の味を将来世代に残そうと考えて取り組まれています。さまざまな牛肉が流通する中、
価格競争に追い込まれ、霜降りや見た目など、本来見失いかけている味へのこだわりの想いをもう一度
思い出し、未来の子供たちに本来の美味しさを感じることができるように食の大切さを伝えていきたい
と考えています。
100%雌牛で去勢牛より1.9℃融点が低いので、上質な脂であっさりとした口溶けです。その類まれなる
美しい霜降りと、上質で柔らかな肉質、そして肉の融点にまでこだわり抜いた口溶けが一流シェフたちを唸らせています。