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フライパンを使ってヒレ肉を焼くときの最初のポイントは、「フライパンの余熱」です。焼きはじめには煙が上がるほど高温に熱しておくことが理想です。
まずは、よく熱したフライパンで両面を1分前後焼き肉汁を閉じ込めます。
ある程度火が通ったら、火から下ろして休ませて仕上げます。
ヒレ肉は、オーブンに任せるとほぼ失敗なくジューシーに焼きあがります。オーブン調理は熱した空気でゆっくり加熱するため最適です。
家庭用の小さいオーブンで上手に焼くコツは、温度設定にあります。天板からの熱が強すぎて表面だけが焦げることがあるため、設定温度を120〜130℃の低温にすることがポイントです。
オーブンを130℃に設定し、予熱しておきます。この間に天板にヒレ肉を並べ、表面に刷毛でオリーブオイルを塗っておきましょう。こうすることで表面が乾燥することを防ぎ、よりしっとりと仕上がります。
オーブンに入れたあとは、焼き上がりまで待つだけです。表面全体が灰色になれば、ミディアムレアの焼き上がりサイン。肉を反転させ、さらに5分程焼いて取り出しましょう。
焼き色をつけるため、最後にフライパンで表面をパリッと焼くと香ばしさがアップします。
厚いヒレ肉を焼く場合には、ヒレ肉の両面に焼き色をつけただけでは十分に肉汁を閉じ込められない可能性も考えられるため、側面にも焼き色をつけます。
トングを使ってヒレ肉を立て、フライパンに押し当てるようにして側面も焼いていきます。
よく焼き色をつけている間に肉汁や脂が流れ出てきた場合には、スプーンですくってヒレ肉に回しかけるようにしながら焼くのがおすすめです。(これを「アロゼ」といいます)。アロゼをすると、うまみを逃さないばかりでなく、表面の乾燥を防いでツヤ良く仕上げることができますよ。
余熱を通す際にも注意が必要です。余熱時間を長めにとることももちろんですが、中までよく火を通したい場合には、弱火で十分に加熱してから火を止めて休ませるようにしてください。
ヒレ肉の中の温度を適温にするために余熱を活用する際に便利なアイテムが、アルミホイルです。
火から下ろしたヒレ肉をアルミホイルで包むことで、サウナ効果が期待できます。