この作品は掛川市ステンドグラス美術館に展示されているステンドグラスの一部分を、ステンドグラス作家であり、美術館の顧問でもある志田政人氏が、当時の技法を忠実に再現して制作したステンドグラスです。
手吹きのアンティークガラスに、グリザイユという酸化鉄の顔料で絵付けをして、焼成窯により約620度で焼き付けされています。
窓越しに置いて、光を通すことにより美術館に展示されている作品と同様の効果で鑑賞することができます。
掛川ステンドグラス美術館所蔵の作品N004、イーマー・ケンプ工房が19世紀末に制作した「祝福の天使」から、正面を向いて祝福する天使の顔を再現した作品です。
イギリス、ヴィクトリアン ステンドグラスを代表するケンプの作品は淡くデリケートな絵付け技法で知られています。
木枠におさめられたパネルは吊るす事も、窓際に自立させて展示する事も可能です。
サイズ:たて 18.0cm よこ24.7cm