この作品は掛川市ステンドグラス美術館に展示されているステンドグラスの一部分を、ステンドグラス作家であり、美術館の顧問でもある志田政人氏が、当時の技法を忠実に再現して制作したステンドグラスです。
手吹きのアンティークガラスに、グリザイユという酸化鉄の顔料で絵付けをして、焼成窯により約620度で焼き付けされています。
窓越しに置いて、光を通すことにより美術館に展示されている作品と同様の効果で鑑賞することができます。
当館所蔵の作品N005、エー・ジェー・ディックス工房が19世紀末に制作した「エッサイの樹」の一部分、幼子イエスを抱いた聖母マリアがその手に持つ、純潔を象徴する白百合の部分を再現した作品です。
3本の白百合は三位一体を表しています。
サイズ:直径16.5cm