素晴らしいワインは飲む人に感動を与えることが出来る。
ワインを造ることはその素晴らしい機会に少しでも触れることが出来る稀有な職業であると考えております。
また、一方で素晴らしいワインは毎日飲むものでもありません。疲れてしまいます。毎日であれば、豪華でヘビーな料理ではなく母親が作る優しい料理を好むはずです。
私たち、モンデ酒造のワインはこの2つの特徴がハッキリしております。
自信のワインは「牧丘畑メルロ」と「豊富畑ヤマソービニオン」。
メルロは標高600m、南斜面で日当たりがよい恵まれた地形から最上級のブドウを収穫。2年以上の樽熟成を施します。
ヤマソービニオンはマイナー品種でありながらモンデワインの顔と称されるまで評価をいただいております。
荒々しくも特徴的な味わいにアメリカンオーク樽のニュアンスを含ませることで、素朴でどことなく懐かしい、そして全てを包み込む懐の深いワインとなります。
日常としてお召し上がりいただきたいワインは「甲州」、「ベリーA」です。第一にバランスを重視します。
イメージはチャートなどでよく見る五角形や六角形。 トップの香り、口中の印象、酸の立ち方、ボディの厚み、アフターへの調和など各ワインに重要とされる項目がしっかりとしたバランスで成り立っているか、突出してワインのバランスが崩れていないかと考えブレンドします。
勿論このブレンドに使用するワインも、産地ごとに醸造されたワインから、特徴である酸味やワインの厚み、樽に入れた熟成の違いなど繊細な割合を見極め生み出します。
モンデ酒造のワインはワインそのままで飲んでも美味しいのですが、それ以上にお食事と共にお召し上がりいただくことに重きを置いております。
すっと流れるワインは美味しいのですが、アフターまで続くコクにもこだわりがあります。
数年前からはワインを日常に、より身近に感じていただくため、缶のワインを生産するようになりました。
シチュエーションとしては極上の晴れの日ではないのかもしれません。 いいことがあった、ちょっと落ち込んでしまった、そんないつもの日常です。
「プレミアム缶ワイン」、「プティモンテリア」はとても間口を広く、誰からも親しまれやすく、どんなシーンにも合うよう、 そしてその空間が少しでも幸せに感じることが出来るように優しく気持ちを込めて造り上げております。