まず、富士山をどのように形にするのか?ここから始まりました。いろいろ調べましたが、私たちの思うような型はなく、1から作ってしまおうということで、近くの製鉄所さんにお願いすることにしました。細かなイメージを伝え、ようやくオリジナルの大・小2つの型が完成しました。
それからその型を使い、試作品を作り始めました。富士山の形をしているので、上と下の分量の差で、上が焦げすぎてしまったり、下が生焼けだったり、いろいろな問題が出てきました。
”生地の分量を調節⇒秒単位で焼き時間を変更⇒試食”を何度も何度も繰り返しました。
ようやく納得の出来るふわふわな富士山のシフォンケーキが完成しました。
富士吉田市は、富士山の北側、富士五湖地域の中東部に位置し、標高700~900メートルに市街地を形成する高原都市です。古くから富士山信仰の町として栄え、現在でも多くの登山者が富士山頂を目指し吉田口登山道を利用しています。また、明治以降、織物が近代産業として脚光を浴びて以来、富士山の湧き水による先染め織物は本市を代表する特産品です。
富士山の雄大な自然環境は、市民にかぎりない恩恵を与えてくれています。富士吉田市では、富士山の恵み守り、後世に残していくため、ふるさと振興事業などさまざまな街づくりに取り組んでいます。