日本では古来より貴重な宝物として扱われ、「金・銀・珊瑚・綾錦」に代表される血赤珊瑚。
昔話「桃太郎」でも鬼退治から戻った桃太郎が持ち帰った宝物として有名です。
世界から認められた日本産血赤珊瑚の美しい赤は、古くから、魔除け・厄除けとしてお守りがわりに身に着けられることも多く、 また産後(さんご)の語呂から安産のお守りや、結婚35周年のお祝いである珊瑚婚式、還暦のお祝いに赤いちゃんちゃんこの代わりに贈られることもある、とても意味のある宝石です。
※画像はイメージです。
※ジュエリーケースに入れてお届けいたします
甲府市は、地場産業として宝石加工が盛んな地域です。
かつて上質な水晶を産出していた山梨県。その流れで現在では、宝石の彫刻や研磨、貴金属加工などが盛んで、世界的にも珍しい宝飾品の集積産地として有名です。
宝石(ダイヤ、サファイヤ、エメラルドなど)や貴金属(金やプラチナなど)を使って、指輪・ネックレス・イヤリングなどのアクセサリーや、置物・茶器のように家に飾るものなどがたくさん作られ、日本全国で展開されています。
以前は甲府市の北部でとれた水晶を使っていましたが、今は世界中から仕入れた水晶や、人工水晶を使っています。国内最大の宝飾産地「山梨」 の発展を支える原動力となっています。
甲府市は、昇仙峡や美しい山々があり、四季折々の花が咲き、ぶどうやももなどの果物が実り、自然豊かなワイン発祥の地であります。
また、武田信玄公(2021年に生誕500年を迎えます)や甲府城、太宰治に山崎方代など、歴史と文学浪漫あふれる甲斐の国です。
さらに、世界に誇る宝飾技術や甲州印伝などの伝統工芸があり、その「匠の技」を大切に次世代に引き継いでいきます。