江戸時代の創業から300年余。
酒蔵の再建に立ち上がった蔵元姉妹が切り札の第一弾として開発し、令和2年4月に販売を開始したお酒です。
原料米は、地元の農業士が日本遺産の越前焼の里で手掛けるハナエチゼン。
このお酒の全国への拡大とともに環境に優しい農耕の未来が広がっていくと素敵だな…。
そんな夢を描き、蔵元も一緒に農薬や化学肥料を使わない自然派の栽培を進めてきました。
そして収穫後の令和元年11月、開発資金をクラウドファンディングで募集。
年末までに目標額の280%を超える支援が全国から寄せられ、待望の仕込みへと至ったものです。
仕込み水は、蔵の前に鎮座する八坂神社境内から湧き出る御前水「延命の水」。
昔ながらの、この名水による寒造りの結果、穏やかな吟醸香と優しい口当たり、ふわっと感からのキレの良さが特徴のお酒に仕上がっています。
女性はもちろん、日本酒ビギナーの方にもすっと入っていける優しい甘さの逸品です。
このお酒の寄付の一部は、かつて蔵の象徴として勇壮な花を咲かせていたとされる桜の再生に使わせていただきます。
この桜は、室町期に蹴鞠の師範として名高かった京の公卿・飛鳥井雅縁が手植えした薄墨桜の2世とされ、その歴史を顕彰するお品ともなります。
そのため、付けたお酒の名前が「さくら鞠子」。蹴鞠の名手に恋する桜の精霊…。
そんな恋心をモチーフに、地元の女性デザイナーと連携してできた瓶のデザインは、きらきらと輝く水色と、
その側面を埋める大きな桜の花びら。純白の箱から取り出す楽しみは、ギフトにもぴったりです。
大切なご家族やご友人の記念日などにもいかがですか。
国内外の多くの人たちに、このお酒の開発のロマンとともに味わっていただけたらうれしいです。
■注意事項/その他
※画像はイメージです。
※開栓時、指を痛めないようご注意ください。
※お酒は二十歳になってから。
※未成年者のお申込みはできません。お申込みを確認した場合、キャンセルとさせていただきます。