福井の美味魚に「若狭かれい」があります。
江戸時代のころから福井は若狭から京都への物流が活発になりました。
そのころに地方の名産などを書かれた書物「日本山海名産図絵」の中で若狭かれい一夜干しのことをこう褒められています。
「淡乾の品多しとはいえども是天下の出類、雲上の珍美ともいうべし」
若狭かれいは身が透き通るように白く、カレイ類独特の臭みもなく、一夜干しにすると大変香り良い、旨味甘みバランスのとれた美味しい干物になります。
天たつでは若狭かれい一夜干しを作る際に、薄く塩をふります。そうすることで若狭かれいの旨味と甘味がぐっと増します。
それを身のジューシーさが残るくらいの甘干しで干しあげます。表面は乾いているが身の部分は生に近い干物。
ですので天たつでは若狭かれい一夜干しは冷凍販売となります。
冷蔵庫で5,6時間置き解凍してから香ばしく焼いてお召し上がりくださいませ。
若狭かれいの香ばしい磯の香りと旨味濃い味でお酒の肴にも、ご飯のおかずにも喜んでいただけるものと思います。