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【山中塗】雑煮椀(5客) 溜渕金

雑煮は餅を主な具とし、野菜その他を醤油や味噌などで味付けをした日本料理。一年の無事を祈り、お正月の祝いの食として日本各地で食べる風習があります。 お正月だけではなく、少しかしこまった大切な日にも使って頂ける、蓋付のお椀です。 家庭用電子レンジ・食器洗い乾燥機対応

7,500ポイント
(25,000以上の寄附でもらえる)
  • 常温
  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
直径133×95㎜[5客] 日本製/PET・ABS樹脂(ウレタン塗装)

雑煮は餅を主な具とし、野菜その他を醤油や味噌などで味付けをした日本料理。一年の無事を祈り、お正月の祝いの食として日本各地で食べる風習があります。 お正月だけではなく、少しかしこまった大切な日にも使って頂ける、蓋付のお椀です。 家庭用電子レンジ・食器洗い乾燥機対応

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直径133×95㎜[5客] 日本製/PET・ABS樹脂(ウレタン塗装)
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みずみずしい自然に抱かれた山中温泉

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今回訪れたのは、山中塗の産地である山中温泉地区。石川県加賀市の山あいにある、旅情豊かな温泉地です。鶴仙渓(かくせんけい)とよばれる渓谷に沿って宿が立ち並び、春の新緑、秋の紅葉など四季折々の風景はまるで絵巻物のよう。メインストリートのゆげ街道には土産物屋が軒を連ね、そぞろ歩きが楽しい通りです。

開湯から1300年の歴史を紡ぐ山中温泉。今も昔も変わることなく遠来の人々を温かく迎えてくれる、懐の深い街でもあります。

山中塗の技術を生かした近代漆器の魅力とは

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今回の返礼品を企画製造している天保元年(1830)創業の有限会社ミタニを訪ねました。有限会社ミタニは、江戸天保元年より山中漆器の歴史とともに歩んできた老舗の漆器メーカーとして、主に近代漆器の企画デザインや、製造卸を手がけています。同社が取り扱う「山中塗」は高度な木地ろくろ挽き技術で知られ、「木地の山中」とも称されるほど。7代目の三谷洋史さんは「木製漆器に比べ、あまり注目されることのない近代漆器ですが、実はこちらもすごいんです」と話します。

山中塗が生まれたのは、およそ400年前の安土桃山時代。挽物の器を作って生活していた木地師が山中温泉上流の真砂に定住し、木地を挽いたことが始まりだといわれています。当初は温泉客への土産物として販売していましたが、江戸時代に入り漆塗りや蒔絵の技術を会津や京都・金沢から三代目三谷屋伝次郎らが取り入れて発展してきました。

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昭和33年頃からは木製漆器に加え、プラスチック樹脂の素地にウレタン塗装を施すという近代漆器の生産にいち早く取り組みました。近代漆器を中心に、伝統に技術で培われた高度な塗装・蒔絵技術を生かしながら、食器やインテリア用品など今の時代に見合った商品開発を行っています。軽くて割れにくく、価格は手ごろ。素材によっては家庭用電子レンジや食器洗浄機が使えるものもあり、デザインだけでなく機能もハイレベルです。

同社の展示室に並ぶ近代漆器は、華やかな蒔絵を施した重箱から、ホーロー風の器までさまざま。木目が美しいPET樹脂の汁椀は、木製漆器と見分けがつきません。「下塗り、研ぎ、上塗りと塗装を重ねています。山中塗の伝統技術の応用ですね。陶器の風合いも表現できますよ」

近代漆器の生産で、日本一の漆器産地を支える

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山中で近代漆器の生産が始まったのは昭和30年代。高度成長期の需要の高まりに木製漆器の生産が追い付かず、樹脂製の近代漆器が開発されました。さらに技術を生かし、食器だけでなく電話台や時計、照明器具といったインテリア雑貨も手がけるようになると、引き出物や記念品として大ヒット。近代漆器の一大生産地としての地位を築き上げました。

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現在、山中塗の生産額の約75%は近代漆器が占めています。「木製漆器と近代漆器を合わせた生産額は日本一なんですよ」と三谷さん。木製漆器の技術と伝統を大切に守り継ぎながら、近代漆器で産地を支える。伝統と革新の両輪があるからこそ、現在の山中塗があるというわけです。

職人の手仕事が、高品質で美しい製品を生み出す

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樹脂製というと、工場で大量生産される工業製品というイメージが浮かぶかもしれません。実は私もそうでした。けれども今回特別に工程を見せてもらい、作り手の皆さんの話を聞くと、近代漆器は手仕事を生かした工芸品そのものだということを実感しました。皆さんも製造工程の一端を、ぜひご覧ください。

山中塗の生産は完全分業制。近代漆器でも成型・塗装・蒔絵の各工程を、専門の職人が分業で手がけます。まず最初に訪ねたのは成型の工場。大小さまざまな金型が並ぶ工場内では、木粉入りフェノール樹脂を使って成型が行われていました。「金型の形や大きさによって、成型の方法や仕上がり時間が違います。そのあたりの見極めは、職人の熟練度がものを言いますね」。

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完成した素地は、塗装の工程へ。素地を塗装台にセットし、エアスプレーで均一にウレタン塗料を吹き付けていきます。「素地の形はさまざまですからね。複雑な形のものや、木目を生かしたものなどは技術が必要です」。手作業でひとつずつ、美しい塗装が施されていました。

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山中塗にはスクリーン印刷という蒔絵技法があります。これは絵柄をデザインした版を用いて漆や塗料を刷り込む技法。「実はスクリーン印刷の技術を蒔絵に導入したのは、全国でも山中塗が最初なんです」とのこと。版画のように色ごとに版を作って重ね刷りをし、仕上げに金粉を蒔いたり、立体的な盛絵をほどこします。

「印刷」と聞けば簡単に刷り上がるように思いますが、職人の緻密な仕事は手工芸そのもの。ひとつひとつの作品に、作り手の思いが宿ります。

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品物によっては、手描き蒔絵がほどこされるものも。蒔絵工房を訪れると、職人が制作の真っ最中でした。漆で文様を描き、金粉や銀粉を蒔いて加飾する蒔絵の技術は、当然ながら一朝一夕に習得できるものではありません。熟練の技が描き出すのは、雅やかな日本の伝統美。桜の花びらを描く繊細な筆づかいに、見ている私まで息を止めてしまいます。

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伝統ある山中塗だからこそ、できることがある

樹脂を使った近代漆器は気軽に使えるうえ、メンテナンスも楽。近年は抗菌素材の漆器も開発され、時節柄人気を集めているそうです。「現代の暮らしやニーズに合わせて、日々試作を重ねています」と三谷さんは話します。

木製漆器と素材は違えど、職人たちは山中塗の伝統技術を生かし、新たな価値を生み出し、「どこよりも良いものを作る」というプライドをかけてものづくりに挑んでいます。木製漆器と近代漆器が共存する産地ならではの品質。ぜひ手に取ってみてください。

ミタニのお礼の品ラインナップ

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