小松のトマト栽培はハウスでの養液栽培が主流。地面に苗を植えず、熱処理したもみ殻を入れた容器に根を張らせて液体の肥料を与えることで農薬の使用を最小限に留め、トマトが効率的に栄養を吸収するので、味の濃いトマトが育ちます。
甘すぎるわけでも強い個性があるわけでもないけれど、昔ながらのトマトの味がします。旬の時期限定商品です。子供にも食べさせたい安心の味です。ぜひ、ご賞味ください。
小松市は、昭和30年代から続く、北陸三県一の生産量を誇るトマトの産地。約50軒のトマト農家が栽培し、年間約1500トンを出荷しています。
主な品種は「桃太郎はるか」と「麗容(れいよう)」。たっぷりと太陽の恵みを受けて丁寧に育てられた小松とまとは、春(5月~7月)と夏秋(9月~11月)に最盛期を迎え、果肉が柔く、程よい酸味が特徴です。
2011年10月、小松市は民間団体の環境王国認定委員会(大阪市)が選ぶ「環境王国」に北陸三県で初めて認定されました。自然と人との調和が保たれた都市として、豊かな里山・里湖の自然文化を守り、次世代へ引き継ぐための取り組みが認められたことになります。
絶景と称賛される「木場潟から望む霊峰白山」をシンボルに、農林水産物の販売・加工といった6次産業や、里山、観光、環境、定住など多方面にわたる交流人口を拡大して、環境王国こまつの魅力を全国に発信していきます。