明治時代になると加賀地方は全国でも有数のお茶の産地でありました。
しかし、雪の多い寒冷な気候のため秋番茶が摘採出来ないことに加え、良品はそのほとんどが欧米向けに輸出されてしまうため庶民の日常のお茶は不足しがちでした。
棒茶はその様な日常のお茶を賄うため、お茶の茎の部分を材料に独自の製法により考案された加賀地方発祥のほうじ茶です。
他のお茶では味わえない独自の香味があり現在でも加賀地方の食生活に欠かせないお茶となっています。
2011年10月、小松市は民間団体の環境王国認定委員会(大阪市)が選ぶ「環境王国」に北陸三県で初めて認定されました。自然と人との調和が保たれた都市として、豊かな里山・里湖の自然文化を守り、次世代へ引き継ぐための取り組みが認められたことになります。
絶景と称賛される「木場潟から望む霊峰白山」をシンボルに、農林水産物の販売・加工といった6次産業や、里山、観光、環境、定住など多方面にわたる交流人口を拡大して、環境王国こまつの魅力を全国に発信していきます。