※20歳未満の飲酒は法律で禁止されております。
朝日酒造では、「酒造りは、米づくりから」という考えのもと、農地所有適格法人「有限会社あさひ農研」を設立し、農醸一貫を掲げ、蔵人も生産に携わりながら理想の酒米を追求しています。『久保田 萬寿 自社酵母仕込』に使用する酒米は、あさひ農研が育てた新潟県長岡市越路地域産の「五百万石」を100%使用。たんぱく質が少なく、厳しい基準をクリアした大粒の上位等級米で、酒造適性に優れた酒米です。
「五百万石」は心白が大きいため、精米歩合50%以下の高度精米は難しいという性質があります。そこで、精米歩合50%以下に磨くために、米の形状を保ちながら精米をする「原形精米」の精米プログラムを自社で開発。通常の約2倍の約100時間かけながら、精米歩合40%を可能にしました。これらの結果、たんぱく質を効率よく低減させることができ、雑味のない綺麗な酒を生み出しています。
酵母は日本酒の味わいと香りを左右する、酒造りの要のひとつです。朝日酒造は理想の味わいを実現するために、酵母を自社で育種する基礎研究を行っています。『久保田 萬寿 自社酵母仕込』には、数千種の酵母から自然発生的に得られた、より香りを綺麗に引き出す酵母を使用。さらに、その酵母の力を最大限発揮させるために、麹歩合や配合を工夫し仕込むことで、重層的でエレガントな香りと、深くまろやかな味わいが生まれました。