※20歳未満の飲酒は法律で禁止されております。
「越淡麗」の良さが最も発揮されるように、麹づくりはふんわりと柔らかく。
低温で長時間じっくりと醸し、美味しいところだけを優しくしぼりました。
リンゴとバナナを合わせたような魅惑的で甘い香り、ふくよかでいてキレのある味わいを心ゆくまでお楽しみください。
新潟の酒米「越淡麗」で醸す、感動を奏でる渾身の酒「朝日山 天籟」。
「天籟」とは、自然が発する音や、人智を超えたような優れた出来栄えの詩歌や音楽のことを意味します。「天籟」を名乗るにふさわしい酒となるよう、地域の豊かな自然の恩恵に与りながら蔵人の総力をあげて醸しました。
「越淡麗」は、新潟県酒造組合、新潟県醸造試験場、新潟県農業総合研究所作物研究センターが協力し合い、15年におよぶ試験研究を経て平成16年に誕生しました。
「山田錦」を母に、「五百万石」を父とする交配の中から選りすぐり、両者の長所を併せ持つ酒米となりました。
タンパク質含有率が低く、大粒で精米歩合40%以下の高度精米にも耐え、本醸造酒から大吟醸酒まで幅広く利用できます。醸した酒は柔らかく、ふくらみがあり、後味はスッキリと従来の新潟清酒にはない美味しさ。「越淡麗」は背が高くて倒れやすく、病気に弱く、栽培期間も長いなど農家泣かせの酒米ですが、新潟県人は栽培の難しさより味の良さを選んだのです。実は、世界的に有名となった「コシヒカリ」も栽培が難しい品種でしたが「技術で補えるなら、それは欠点ではない」と、やはり美味しさを優先した歴史があります。米どころ新潟にはそんな心意気があるのです。「越淡麗」は新潟県内の契約農家だけが栽培し、きびしく品質を守っています。その努力の結晶を最大限に活かすべく、私たちは技能を集結して醸しています。