開花中は、風通しの良い明るい場所へ移してください。
直射日光は避け、レースのカーテンなど少し遮光性をのある所に置いてください。
寒い時期の夜は、凍らないような温度の場所に置けば特に暖房は必要ありません。
むしろ、昼と夜の自然の温度差を蘭は必要としています。
花の下の茎を早めに切ります。
花をいつまでもつけておくと、株が消耗し翌年花が咲かないことがあります。
切り口に病菌が付かないように、ハサミやナイフは使う前に日に当てて殺菌してください。
蘭は生長期と休眠期があり、自生地の乾期と雨期を記憶しています。(着生蘭の場合)
乾期が休眠期に当たり、この期間に花を咲かせる蘭が多く、この時は水やりを控え乾かし気味にしスプレー、霧吹きなどで空気中の湿度を高めてあげてください。
5月以降は戸外に出して雨に打たせてあげると良いです。その後、晴れてきた場合は直射日光に当てないように気をつけてください。
受け皿に水を貯めておくと根腐れの原因となりますのでご注意ください。
手に入りやすいものとして、化学肥料のハイポネックスを使うのが簡単です。
2000倍から3000倍に薄めて施しますが、やりすぎは禁物です。
生育期の前半は固形肥料を2~3か月に1回置き肥に。
液肥を薄めて1か月に1度の割で、水やりの代わりに葉の上からかけます。