【新型コロナウイルスによる影響】
新型コロナウィルス染症拡大の影響を受け、飲食店や、ホテル、旅館などの宿泊施設などへのお客様が、激減しております。山形のおもてなしの心ともいえる「芋煮」は、県外、海外から来県されるお客様へ提供されておりますが、現在は、お客様の激減によりほとんど提供できておりません。
山形の芋煮文化を守るため、みなさまのご協力をお願い致します。
『創業 明治33年』
さといもや さとう農園は創業以来100年以上にわたり、⾥芋を取り扱ってきました。
⼭形では、古くから伝わる洗い⾥芋。⼿作業でひとつひとつ丁寧に⽪をむく技術は、いまも進化を続け、⼤切に継承しています。弊社は山形名物である「芋煮」の主役である「里芋」を専門に扱う里芋専門店です。当初は、里芋が収穫される秋の時期だけ取り扱っていましたが、現在では年間を通して里芋を販売しております。南は九州から四国、関東、東北、秋には里芋のメッカ・山形県と、季節に合わせ産地リレーを行い、その時期に一番おいしい里芋を、全国各地から仕入れています。里芋専門店として、年間700~800トンの里芋を取り扱い、販売しています。
さとう農園では、土付里芋の販売や、土付里芋を洗って煮るだけの状態にしたもの洗い里芋を製造・販売しています。里芋は農薬・化学肥料不使用の自社栽培と、南は九州から、関東、東北、山形まで、全国の里芋の特徴や味を徹底的に調べ、季節に応じて新鮮でおいしいものを全国から仕入れ、お客さまにお届けしています。
山形県産の里芋のほとんどは「土垂(どだれ)」という品種です。粘りが強く、ねっとりトロっとしているのが特徴で、楕円形をしています。まんまる球形のほくほく石川早生とは違った食感や味わいになります。もちろん土垂でも、土地柄で違いがありますので、ぜひ、好みの里芋を見つけてください。成長段階(時期)によっても味わいが違うため、料理によって使い分けるのもいいと思います。
どんな里芋が欲しいのか、どんな料理に使いたいのか、お客さまのリクエストにきめ細かにお応えできるよう、常にアンテナを張り巡らし、情報収集と味への追求を怠らず、「里芋のことなら、さとう農園に聞け」と言われるように邁進していきます。