台ヶ森焼は、大和町そして宮城の天然素材を使っています。
歴史を感じる風合いと釉薬の変化、そして使用する度に変化する風合いが特長です。
船形山を背景にした大和町。その山間の吉田川上流に台ヶ森があります。
1960年~1970年ごろ吉田台ヶ森の地に、昇炎式・倒炎式・横炎式の薪窯をそれぞれ築き、
地域一帯の亜鉛鉱の粘土を、釉薬にした焼物を始めたのが初代窯元 安部勝斎です。
この土と灰で、鉄分の美しさに銅分が流れ、様々な色合いを出す”台ヶ森釉”となり、また薪窯を用いて、”焼き締”も行われています。
2014年秋、東日本震災復興時の薪窯修復の際に偶発見したのが ”莫迦焼締” です。
一つの作品が出来上がるまでに、1年半~3年もの時間を要するこの技法は、台ヶ森焼二代目オリジナルの製法です。
秋刀魚もおいしく、普通の焼き器の約五分の一の煙。
ステーキ等のお肉は、柔かくジューシーな焼き上がりでワンランク上の美味しさです。ポータブルコンロの上で焼肉には最高!