岩手県 陸前高田市はポイント制を採用しています。岩手県 陸前高田市のポイント制について
広田湾では帆立の殻に牡蠣の稚貝を付着させ、筏に吊るして育てるのが「垂下式養殖」が主流で、2年~3年の長い期間をかけて出荷されます。
このシングルシード方式というのは、オーストラリアで開発された養殖技術で、筏から牡蠣を吊り下げるのではなく、専用のバスケット中に牡蠣を入れて養殖をします。
1個ずつバラバラにほぐした牡蠣を専用のバスケットの中に入れることにより、波に揺られながら一粒一粒が成長していきます。コロコロ転がりながら牡蠣同士がぶつかり合い殻が削れることで、殻の成長に使われるべき栄養が身に集中し、美味しい牡蠣が育ちます。また海の上層部にバスケットを設置しているので、豊富なプランクトンから栄養を摂取でき、旨味が濃縮されています。
広葉樹の山に降った雨は、長い年月をかけて伏流水となり気仙川を伝って栄養分を海へ運びます。
気仙川の流入する豊饒の海、三陸海岸広田湾はおいしい牡蠣を育んでいます。
藤田さんは養殖の仕事をしながら広田湾産牡蠣の美味しさを伝えるために「かき小屋広田湾」を経営しています。
店内は大漁旗が掲げられて番屋の雰囲気。定番の生牡蠣、蒸し牡蠣の他にもカキフライや牡蠣グラタンなど多彩な料理が味わえます。