【象り(かたどり)の流れ】
1.ご注文いただきましたら、指定日に象りキット鞄をお送りします。
(象どりの日を想い出の記念日にするご注文がほとんどでございます。サプライズをお勧め致します。)
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2.3~4日以内に象りして下さい。
・粘土はとても柔らかく、握りやすいです。
象り用のキットをぎゅっと握っていただいた物を鞄に納めて、返送用発送伝票を使って工房に返送してください。
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3.我杯(わがはい)の製造工程に入ります。一人に1つの握り型の「我杯」をお作りいたします。
※約3週間で発送
我杯の木は人の平均寿命に近い、樹齢80年前後の岩手北限山桜を使用しています。
ロハス仕様の我杯は、高樹齢の木材の木目が美しく映える自然塗装仕上げです。
木材の匂いや、手触り、ルックス、これら全てが自然的です。
伝統的な漆塗りをカップの内側に施し、重厚感と上品な逸品に仕上げました。
まるで、生きていた木を握っているかのような我杯です。
木材は温度変化が最も少ない素材です。
冷たいものは冷たい状態を、どんな素材よりも保持いたします。結露もいたしません。
自分の握り型だから美味しいのだというだけではありません。素材も美味しさを引き立てています。
その1:木のこだわり
何故、北限山桜か。
※国花指定は「菊」と「山桜」が指定されています。
さくらさくら、同期のさくら、これらの歌われた桜は「山桜」を指しています。
咲いて、潔く散る、その美しさが表現されているようです。
「朝日に匂う山桜花」と古歌にあるように、古くから日本の花が山桜でした。
その2:漆のこだわり
岩手県は漆の国内総生産量の約65%以上を生産しており、国産漆は国内で使われる全漆の5%程度と聞きます。95%近い漆は中国製。国産漆は高額な為、超高級漆器か文化財の修復、寺院仏閣神仏の国宝修正に多くを使われると言いいます。その岩手漆の生産地が二戸(浄法寺)です。漆を欧米では「Japan」と呼ぶのです。
我杯に施される拭き漆は仕上げに岩手県産の漆を使用しています。
我杯の底に装着する馬蹄形の蹄鉄は南部鉄器製です。
1975年(昭和50年)2月17日に通商産業大臣指定伝統的工芸品(現・経済産業大臣指定伝統的工芸品)に指定されました。これは第一回目の認定で栄誉あることでした。
ホースシュー(馬蹄鉄)は、西洋の国々では、悪運を避け、幸運を呼び込んだり、魔よけのお守りとして使用されてきました。蹄鉄の開いている部分を上にして、玄関やドアに掛けておくと幸運が溜まると言われております。現在も、欧米では金運のラッキーチャームの使われ、日本国では「交通安全」「開運」「金運」に良いとされております。馬蹄型は風水では八角形にならんで、とても良い幸運の形といわれています。「馬は人を踏まない」との言い伝えがあり、それで交通安全御守。馬が富みをかき集める。このような事が言い伝えられています。
岩手県は馬の産地です。
南部曲がり屋と言う人と馬との関係も深く、我杯に馬蹄鉄を取り付けて幸運を招き、酒も溜まる、幸せも溜まる、そんな杯に仕上げます。我杯に蹄鉄を装着することにより、重量感と高級感を増していきます。
名門の人間国宝輩出した南部鉄器窯元、15代盛久工房の熊谷志衣子さんの作品です。
私達、は岩手三陸の地場産品を使い、創意工夫で商品を開発し製造しています。そして「ありがとう」を伝える商品づくりを目指しています。
感謝の気持ちを伝えられる物を創りたい。そんな仕事が出来たら幸せ!
30年前からこの思いを持ち続けて言い続けてた言葉があります。
「一人にひとつをありがとう」それが弊社の社是です。
弊社の商品は全て自社工場で製造しています。
質感精密木工部門では一人ひとりの握り型をかたどったオーダーメイドカップ(我杯、マギー)、福おちょこ、ウッドケース for iPhoneを製造。
美味食品部門では地場産品を使い、椿茶、三陸ワカメの大黒柱を製造・販売しています。
ゼロからの商品開発、営業開発をしながら、おもしろく働き、おもしろい商品を作り、この気仙地域の「マーメイド」さんとものづくりを通じて、夢と笑いが耐えない工房を目指しています。
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