昭和45年、製造開始から変わらぬ味の地サイダー。その当時4代目が葡萄園らしいサイダーをと開発しました。当時からの機械、シンプルな製法・ラベルデザインをそのまま変えず、ほのかなマスカットの香りとシュワーっと喉にくる炭酸が心地良いどこか懐かしさを感じる商品です。
商品ラベルのエビス印は創業時から商売繁盛と、沿岸という土地柄、漁業繁栄も願った意味で印されています。
神田葡萄園初代社長である熊谷福松は、米崎町で初めて梨・林檎を育て始め、果樹栽培の元を開いた人です。その福松が明治22年に西洋葡萄の苗を10本ほど植えたのが神田葡萄園の始まりになります。
当社は陸前高田という岩手県の沿岸部に位置します。
古くからこの地でぶどうの栽培は始め、栽培から加工までの一貫生産をおこなっております。
お客様と我々作り手が商品によって結ばれる縁に感謝することを日々心がけています。そして商品を召し上がり笑顔になってくださる、そんな光景が嬉しくもあり我々の糧でもあるのです。
東日本大震災により甚大な被害が出た陸前高田。
弊社も工場、葡萄畑に津波が押し寄せ被害がありましたが、おかげ様で今こうしてまた再開させていただいております。
これからも感謝の気持ちを忘れず、この沿岸の地で皆様に愛される神田葡萄園でありたいと考えております。
古くから暑い夏の地元の方々の喉を潤す飲み物として定着しております。
地サイダーであるマスカットサイダーは気取らず、気軽にラッパ飲み。が地元流の飲み方です。