東北復興支援で作られた
世界一優しくて柔らかい栞です。
UTOは2011年秋に山梨県から岩手県北上市に移転しました。
その一番の目的はニット作りに欠かせない確かな技術者がいたことにつきますが、
その年の3月にあの悲惨な東日本大震災が発生していましたので、新参者の岩手県の企業市民としてなんとかお役に立ちたいと思っていました。
岩手の工場が順調に稼働して2012年にUTO kitakami ブランドを立ち上げた際に、
UTO kitakami 製品が売れる度に1枚100円を被災者の方に寄付をさせてもらうことを決めました。
同時にこのカシミヤ100%の栞を作って販売することで、その売り上げも1枚に付き100円を寄附することも決めました。
あの悲劇的な大震災でも時が過ぎることでだんだん忘れられることは仕方がないと思いますが、
UTOが続く限りUTO kitakami は発展させたい。
UTO kitakami が発展すれば岩手での雇用も増えて、
寄付金額も上がることで被災者の方に少しでもお役にたちたいと思っています。
世界にたったひとつのハンドメイド品
職人が一本一本を手作業で丁寧につくるからこそ感じる極上の温もり
品質と技術に確かな自信があるから
是非いちど手にとって頂きたい。
そんなカシミヤ製品です。
日本が世界に誇る国産ニットの品質を是非お試し下さい!
実際に肌触りを実感していただけないのが残念です
Webサイトでご覧いただくみなさまに対して一番残念なことが『UTOのカシミヤ』を手に取って感触を味わってもらえないことです。
カシミヤならでは、いや、カシミヤでもここまでの風合いの商品はそんなにあるものではないと自負しています。
実際に手に取ったほとんどの人が『やわらかい!』『気持ちいい!』といってくれる我がUTO自慢の品質です。
この返礼品に寄付をくださることで
(1)北上市の8項目の「使いみち」のいずれかに貢献します
(2)この返礼品を選択したことで、最上級の品を作り続ける小規模な町工場の売上にも貢献します
(3)さらに、日本人の若手縫製職人の育成にも貢献することになります
つまり、この返礼品への寄附ひとつで、3つの貢献をしたことになります。
北上工場で作られるUTOのカシミヤ製品は、
一流バイヤーも唸らせるほどの、最高級品質です。
なぜ、地方の小さな町工場でこれだけの製品を作れるのでしょうか。
その秘密をこれから皆さんにお話させてください。
2011年の開設以来、地元の20代、30代の職人を雇用してきたUTO 岩手工場では、カシミヤの編立てから製品仕上げまで一貫生産を行える、100年後の日本の縫製産業を支える人材の育成を続けています。
日本の職人を育成するUTOの活動
ふるさと納税がつないだ、未来の縫製業界の最前線
近年安価な海外に製造工程が流出し、繊維製造事業者も1991年以降4分の1になっており、職人の高齢化と共に “ものづくり” のスキルも蓄積と継承が難しい状況です。
そのような中UTOでは、 繊維の宝石と呼ばれる “カシミヤ” に特化したニットの企画・製造・販売という一貫生産で 低価格大量生産VS欧州ハイブランド の二極化が加速する市場に 「日本の技を活かす高付加価値商品」 で挑んできました。
国内で途絶えつつあるニット製造技術を地元岩手県北上市の若い人材へ継承し、
将来の若者の育成と共に、さらに日本人の繊細なものづくりへの感覚を最大限活かした世界一のブランドを目指しています。
2005年 山梨工場開設
2011年2月 山梨工場閉鎖
2011年9月 岩手工場開設(職人3名)
2013年 現在の岩手工場移転(職人5名)
2014年 ふるさと納税返礼品事業開始(職人6名)
2018年現在 岩手工場職人11名雇用
私、UTOで働いているのと自信もって言えるファクトリー
私は社会人になって初めてついた仕事がサービス業でした。UTOに入社して初めて
“モノづくり”に携わったのですが、リンキングという作業を任され目の前の編みあがった
パーツを一目一目合わせてひたすらミス無く仕上げることを目指していたように思います。しかし、経験を積む中でただひと通りの指示に従い商品を完成させるのではなく、職人としての研ぎ澄まされた「感覚」が非常に大切であると痛感しています。私は「UTOがつくるもの=いつまでも着ていられる上質」と自負しています。それを生み出すためにはソフトの
プログラミング・編立て・リンキング・仕上げ・検品 とどれも精密に職人として極めていなければならない工程です。その全てが自社で揃っているこの環境に感謝しつつ、
「私、UTOで働いているの!」と皆が自信をもって言えるファクトリーにしていきたいと
思います。
世界一のカシミヤニットのスペシャリストを目指して
2011年に岩手県北上市にファクトリーを開設以来、私は大好きなニットつくりに携わってきました。毎日のこととしてオーダーの依頼を受けた内容を確認、編立てのスケジュール作成、管理、また繁忙期になればそれぞれの工程の作業に入り、スタッフと共に現場で業務をこなす目まぐるしい毎日ですがとても充実しています。2014年からはふるさと納税の返礼品としてUTOのカシミヤニットが沢山のお客様に触れていただけるようになり、同世代の若いスタッフも増え育成にも力を注いでいます。私たちが心を込めて手掛けたニットをひとりでも多く喜んでくださることが何よりの励みとなり、「世界に一つの、そして世界一の
カシミヤニットを作る」スペシャリストとなれるよう努力していきます。
常にカシミヤニットを着用してくださるお客様を思い浮かべて
ファクトリーでは主に編立て・検品・縮絨(しゅくじゅう/カシミヤの風合いを決める大切な工程)という工程を担っています。なかでも、アフターケアとしてセーターの引っ掛けや虫食い穴をお直ししたり、新品のようにリフレッシュすることが特に好きな仕事の一つです。その理由は、UTOの製品を大切に長くご愛用いただいているお客様との「つながり」を感じられ、また職人としての励みになるからです。そして大変貴重なカシミヤの糸を大切に作り上げ、責任をもってお届けしたいと思っています。まだまだ修行は足りませんが、
これからもお客様の顔を思い浮かべて少しでもお喜びいただけるよう日々自分の技術を磨きたいです。
仲間と丁寧に作り上げること、その一員であることが嬉しいです
私はUTOのファクトリーが地元にあることを知って転職し今に至りますが、ものを作るという作業に集中して向き合い、まさに夢中になれる環境を求めていた私には本当にぴったりでした。職人たちの皆が常に真剣で、かつ楽しみながらもお互いを切磋琢磨できる環境があることも良い商品、ものづくりとなる要因だと思います。お客様の好みやサイズに合った、
長く大切に着続けることが出来るカシミヤニットを仲間とていねいに作りあげる、その一員であることがとても嬉しいです。これからも共に頑張っていきたいと思います。
ものづくりの楽しさ、達成感を味わえるUTOの仕事が大好き!
地元北上の出身である私は、以前東京で洋服や靴下の販売をしていました。帰省で久しぶりに中・高の先輩である製造主任の舘下に会う機会があり、とても生き生きと働いている彼女の話を聞いて「職人になりたい!」と思ったのがUTOのファクトリーで働くきっかけでした。未経験から初めた仕事ですが、工程を一つ一つ覚え皆と連携して商品をつくるうちにとても達成感を味わいました。わが子を育てるような思いで日々商品に仕上げていくことがとても楽しみです。自身も子育てをしながらですが、子供にも誇れるようずっと大好きな “ものづくり“ を続けていきたいと思います。
これまで縫製の仕事に携わり、“ものづくり” に携わりたいとUTOで働き始めて2年になります。初めてリンキングという作業を知り、慣れないながら今ではセーターをひとりで任されるまでになりました。一目一目をあわせる大変細かい作業を苦しいと感じることは
ありません。丁寧で且つスピード感のある仕事をできるようになりたいです。
UTOだからこそできる熟練の技を動画でご紹介します。
よく頂くご質問
Q:同じカシミヤ100%と書いていても値段が違う理由は何?
A:一口にカシミヤと言っても毛のグレードによってピンからキリまであり、色や長さ、太さなどを考慮して等級に分けられるためです。
高級なカシミヤは羊毛ウールなどの約10倍前後という値段になります。
最高等級を買うのは、特に有名ブランド。もちろんユーティーオーのカシミヤもその中に含まれています。
通常のカシミヤ製品は、新品のときが一番フワフワで、使い込むとテロテロになってしまうものですが、UTOのカシミヤは逆に、使えば使うほどフワフワとした優しさが増していきます。これもUTOが最高級のカシミヤを使っている証拠です。
Q:カシミヤ(カシミア)はクリーニングに出さないとダメ?
A:ご自宅での手洗いが可能です。誤解が多いのであえて手洗い表示とはしていませんが、UTOのカシミヤ製品は手洗いも可能な品質です。詳しい洗濯の手順はこちらをご覧になってください。
Q:使っていて穴が空いたり、傷ついたら直してもらえますか?
A:はい。もしUTO製品を購入後穴があいたり、傷ついたり、食害虫にあったりしたら遠慮なくご相談ください。少しお時間と費用が掛かりますが、出来るだけ、元通りにお直しするように努力します。UTOでは返礼品として「アフターケアチケット」もご用意しておりますのでこちらもご参考ください。
Q:スタッフのお話であった「リンキング」とはなんですか?
A:ずらりと並んだリンキングマシンの針にドッキングさせる両方の編地を一本一本の針にひと目ひと目刺してつなぎ合わせる縫製方法です。
ニットの編地を網に例えて考えると理解しやすいと思います。そんな編地を縫い合わせるにはミシンと言うわけにはいきません。
このリンキングの作業は人間が一目一目拾って刺していくしか方法がなく、機械では到底こなせません。残念ながらリンキングができる熟練者が高齢化してどんどん少なくなっているのが現状で、世界的にもどんどん技術が失われつつあります。日本の貴重な財産であるリンキングの技術を若手の職人に受け継いでいくことがUTOの使命の一つです。
「正真正銘のメイドインジャパン」UTO宇土社長の想い
UTOカシミヤ製品 岩手県北上市のふるさと納税返礼品
岩手県北上市は、ふるさと納税を通じて、UTOの若き職人の育成を応援しています。
UTOのカシミア100% 天使のストール 大判サイズ
「柔らかい!」「気持ちいい!」ふれた方のほとんどがそう口にする、最高の素材を至高の技術で紡いだUTOの名作です。
UTOのカシミア100% 天使のストール レギュラーサイズ
肩から羽織っても、そして首に巻いても自然に着こなせる、最高級のカシミヤ製品。UTOの大人気ストールのレギュラーサイズです。
UTOのカシミア100% レディースベーシックオーダー
ベーシック・ニットアイテム5型の中から1デザインを、ご希望のサイズ・カラーでお作りします。
メンズ・レディース、いずれもをお選びいただけます。
大切な方に。感謝の気持ちを込めたプレゼントに、自分へのご褒美に。
UTOのアフターケアサービス
商品に自信があるからこそ、一生使ってもらいたい。
物が溢れてる時代からこそ、本物をながく使い続けてほしい。
そんなUTOの思いがこめられたサービスを商品にしました。
他、30種類以上のUTO製の返礼品をご用意しています
レディースアイテムはこちら
メンズアイテムはこちら
ストールはこちら
UTOすべてのアイテムはこちら
北上市の注目ランキングの高い返礼品情報
他にはない最高品質カシミヤを是非一度お手にとってみてください
株式会社ユーティオー
本社 東京都港区南青山5-4-35たつむら青山607
UTO岩手工場 岩手県北上市江釣子12地割り164番3
*工場見学のお問い合わせは詳細は弊社HPをご覧ください。
HP:uto-knit.com
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