なめらかな漆黒の木肌が美しい黒檀(こくたん)の木に、北上市の木でもある桜が舞う様子をあわび貝で嵌(は)め込みました。
黒檀の木は、ゆっくりゆっくり成長する木で、そのため滑らかで気密性のある硬い木材となるのですが、箸箱を製作できるサイズの良質な黒檀材は年々入手が難しくなってきています。今回は、夢工房に在庫している希少な黒檀材を使って、限定10個のみ北上市のお礼のお品物としてお作りいたします。銘木、黒檀箸箱と、全ての面に舞い踊る桜を嵌め込んだお箸のセット、ぜひ手に取ってお楽しみいただきたい逸品です。
きらきらと輝くあわび貝の真珠層を繊細な桜模様に象り、嵌め込んだ、銘木・黒檀とパープルハートの夫婦箸セット。
桜の舞う様子が、お箸の四面全てに優美に象嵌されています。
日本の伝統的な技法、象嵌(ぞうがん)。私たち夢工房は、その技法を、色の異なる木や貝をはめ込む木象嵌(もくぞうがん)と貝象嵌(かいぞうがん)として表現した木製品を作っています。
先代が世界遺産「中尊寺」の螺鈿細工に触発され、暮らしになじむ普段づかいの製品をつくりたいとはじまった製品づくり。
象嵌ならではの繊細でありながら、日々の暮らしのなかで楽しんでいただけるような製品を、岩手の女性達の手で一つひとつ丁寧に作っています。
夢工房の商品は、企画・デザイン・制作まで、女性スタッフの手で生み出されています。
女性の視点ならではの、繊細で、大人にも喜ばれるリッチな可愛らしさ、
そして美しさを備えたプロダクトの数々を、ぜひお手元でお楽しみください。
今年から、夢工房では木材のカットから女性スタッフが担当しています。
木材をカットしたり、削ったりする大きく厳つい工具を使った作業工程には、最初女性で務まるの?という疑問の声も社内であったとのこと。
しかし、結果的にはすべての工程が滞りなくできるだけでなく、
女性ならではの視点と細かな点まで目が行き届く行動力によって、より繊細で美しい商品が生み出されるようになりました。
それだけでなく、工房内が以前よりもキレイに整理整頓されて活用されるようになり、
女性ならではの力を活かすことの大切さを工房内でも再認識しながら、日々、制作に取り組んでいます。
手に取るだけで思わず笑顔になれる数々の繊細で美しい商品の数々。
これには一つ、大きな理由があります。
それは、社内のスタッフだけでなく、お客様からの声も取り入れ続けているから。
夢工房のお客様の中には根強いファンも多く、夢工房アイテムを愛用している女性からの「こんなアイテムがあったら嬉しい!」というリクエストの声から生まれた商品も少なくありません。
日々、自分の手で触接触り、手作りで生み出されるアイテムだからこそ「次はこんなデザインが良いのでは?」という女性らしい直感的なアイディアを形にし続ける。それが夢工房の強みです。
手にとって笑顔になれる。贈って嬉しい夢工房の一品。ぜひお試しください。
【発送元】有限会社 夢工房