北海道長万部町は、渡島半島内浦湾の最奥部に位置し、大部分が丘陵部と山地ですが、平地は湾に沿って南北に伸び、北海道内では、比較的雪の少ない温暖な気候です。
古くから道南と道央を結ぶ交通の要衝として重要な地となっており、JR函館本線・室蘭本線の分岐始発駅となっています。
北海道を代表する駅弁「かにめし」の町として全国的にも知名度がある長万部町は、函館と札幌の中間にあり、多くの休憩スポットがある憩いの町です。
また、長万部町には高速道路のICが2か所あり、今後益々、北海道の重要な交通拠点としての役割が高まってきております。
長万部町の中心地には温泉が湧き出て「温泉街」がございます。温泉旅館はすべて家族的で、温かいおもてなしをモットーに営業しており、日帰り入浴も可能です。
郊外には『二股らぢうむ温泉』もあり、温泉湯華で形成された巨大なドームは「北海道の天然記念物」に指定され、その大積層は雄大そのものであります。この種の温泉湯華は世界中でも珍しく、アメリカのイエローストーン国立公園のマンモス温泉群と二股らぢうむ温泉の二ヶ所のみと云われております。
北海道黒松内町は、アイヌ語の「クル・マツ・ナイ」(和人の女のいる沢)に由来し、北海道南西部、後志管内の南端にあり、札幌市と函館市のほぼ中間点に位置します。
北は寿都町を経て日本海を臨み、南は長万部町を経て太平洋を臨んでいますが、いずれもわずかな距離で直接海岸に接することがない特殊な地形となっています。
東西29.3km、南北19.7km、総面積は345.65平方km。海のない町ですが、黒松内岳からは双方の海を望むことができます。
【天然記念物 歌才ブナ林】
黒松内市街地からわずか2kmの場所に、1928(昭和3)年「自生北限のブナ林」として国の天然記念物に指定された、約92haのブナの原生林「歌才ブナ林」が広がっています。森林内の散策路では、幹がスラリと伸び枝葉が上に広がる「北のヤシの木」と呼ばれる姿を見ることができます。これまで2度の伐採の危機を、地域住民の積極的な保護活動により乗り越え、現在、まちのシンボルとして多くの人たちに親しまれています。
2004(平成16)年には、これまでのブナを活用したまちづくりと、歌才に加え添別・白井川の3つの地域の地理的・学術的価値が評価され、本町のブナ林は「北限のブナ林」として、北海道遺産に選定されています。
北海道豊浦町は、「海の青」、「山の緑」、「太陽の光」、この風光明媚なボルガノベイ (噴火湾)に面した町です。この北の大自然を大切に、先人たちは多くの汗を流しながら、豊かな町づくりに努力を重ねてきて、現在の豊浦町があり、私たちは、この流した汗にまた一汗一汗適応した施策を推し進め、次世代に受け継いでいかなければならないと考えています。
本町は従前より第一次産業において、大きく成長をしており、代表的な特産物としては、「いちご」「豚肉」「ホタテ」など、農業及び水産業が盛んであります。加えて現在では、地場産品を生かした6次産業や観光事業などにも力を注ぎ人口減少対策や地域活性化のための様々な施策を実施しております。さらには、水や空気の美味しさを大切に、自然と共有しながら、ここに住む人々の生活と心を育みながら「住んで良いまち」、「住みたいまち」、「行って見たいまち」、「小さくても活力あるまち」づくりのため、新しい歩みをはじめています。