放牧を中心とした牛に負担をかけない酪農スタイルの牛乳は、季節によって色や風味の違いが楽しめる、とても美味しい牛乳です。
私たちは、その牛乳の味わいを生かしたチーズを作っていきます。工房の名前はアイヌ語で「鳥」という意味です。
野鳥の楽園の根室にちなんで「chikap チカプ」と名付けました。根室の風土に育まれたこだわりのチーズをお届けします。
放牧中心の牛から搾る良質なミルクで作った長期熟成のチーズです。放牧真っ盛りの夏のミルクで作ったチーズは、色味が黄色く木の実のような香ばしさと熟成の旨味を感じていただけます。冬のミルクで作ったチーズは、色は白くミルクの風味が豊かです。まずは是非そのままお召し上がり下さい。薄く削ってサラダに乗せたり、すりおろしてパスタなどにかけても美味しく召し上がれます。白ワインやコーヒーとよく合います。
1〜2ヶ月熟成した赤い外皮と四角い形が特徴のチーズです。パンに乗せトースターで焼いたり、フライパンで溶かし茹でたじゃがいもに乗せたり、加熱すると独特で芳醇な香りがより一層引き立ちます。もちろんそのままでもおいしく召し上がれます。
アカゲラに、キャラウェイシードを混ぜました。アカゲラの芳香な香りとハーブの爽やかな香りをお楽しみ下さい。
生乳を一晩かけてゆっくり発酵させて作るとてもクリーミーなチーズです。熟成が若い時期は、ほどよい酸味と軽い塩気があり爽やかな味わいで、フルーツやジャムと合わせてもおいしく召し上がれます。熟成が進むと、よりクリーミーさが増し、口当たりも滑らかになります。パンやクラッカーに塗ってお召し上がりください。シャンパンにもよく合います。
"シッポ"はアイヌ語で"塩"。このチーズはギリシャのフェタチーズを参考にしたしょっぱいチーズを、オレガノと胡椒を加えたオリーブオイルに漬けた、お料理用のチーズです。お好きな生野菜と合わせたり、パンやパスタなどのトッピングとしても使えます。