札幌市で北海道素材にこだわった商品の通販事業を行う「HAPSEED(ハプシード)」がお届けするお礼の品は、「パフェのようなアイスクリーム」です。北海道産の生乳を使用した、華やかなアイスクリーム。箱を開けた瞬間に笑顔になるように、心を込めて手作りしています。
北海道の食材にこだわったプライベートブランドを展開している「HAPSEED」は、2014年に通販専門店として創業しました。社名は「HAPPY(幸せ)」と「SEED(種)」を組み合わせた造語で、お客さまの幸せを願う気持ちや、小さな種(会社)が成長して、きれいな花を咲かせるとの願いが込められています。
今回ご紹介する「北海道 デコレーションアイスクリーム HIBERNATION(ハイバネーション)」は、味も見た目も自慢の逸品。一口食べれば歓喜すること間違いありません。おいしさの秘密を同社の宮本彩香(さやか)さんに伺いました。
「まるでパフェのよう」と形容されるアイスクリームは、いずれもかわいく個性的。商品名の「HIBERNATION」は、英語で冬眠や冬ごもりという意味です。真冬にストーブで暖まりながらアイスを食べる北海道の習慣からヒントを得て、「冬ごもりするヒグマもこっそり食べたくなるような魅力的なアイスクリーム」というイメージで取り入れました。
商品コンセプトやレシピは、パティシエでもある塚田大輔社長の考案で、細部までこだわり抜いています。「HIBERNATIONも原料選びから製造方法まで一切妥協を許しませんでした」と、宮本さん。レシピ通りに作るためには、手間も時間もかかるため、「絶対にできない」と諦めかけたこともあったそうですが、「箱を開けた瞬間にみんなが笑顔になれるようなギフトを作りたい」との一心で見事に完成。「その甲斐あって、多くのお客さまにご愛顧頂ける商品になりました」と、製造にかかわってくれたすべての方々に感謝しているそうです。
海産物からラーメンまで、さまざまな商品アイテムを取り扱うHAPSEEDの中で、パフェのようにかわいい「北海道 デコレーションアイスクリーム HIBERNATION」は年代、性別を問わず人気の商品です。牛乳、砂糖、卵など主原料はすべて北海道産を使用。札幌近郊産の牛乳のおいしさをアイスに凝縮し、ひとつひとつ工房で手作り。リキュールなどは使用していないので、お子さまから高齢の方まで安心していただくことができるのも嬉しいですね。
HIBERNATIONは12種類のフレーバーがあり、どれもおいしそう。宮本さんに人気のフレーバー3つを選んでもらい、開発秘話を伺いながら味わいました。
「ミルクは、風味にとことんこだわったフレーバーです。濃厚でコクがありながらもさっぱりとした食べ飽きしない味にするために、30種類以上も試作しました。理想のミルク味を叶えたのは『配合』です。乳脂肪分・乳成分の黄金比の発見によって理想のミルク味が完成しました」
雪のように真っ白なアイスクリームは、生乳の良さがシンプルに伝わるクリアなおいしさ。北海道産の牛乳と濃縮乳を合わせることで、「濃厚だけど食べ飽きる」「さっぱりとした口当たりだけど物足りない」などの課題を克服したそうです。食べた瞬間に牧場の光景が広がりました。
「イチゴタルトは、12種類の中で唯一ケーキをオマージュした商品です。『箱を空けた瞬間笑顔になる、そんなスイーツナンバーワンは、やっぱりケーキだよね』、『ケーキの中でも王道はイチゴのケーキでしょう』というスタッフの発想から誕生しました。『ひぐまもこっそり食べてしまう、大人から子供まで楽しめるアイス』の代名詞とも言えるフレーバーです」
クッキークラムがスポンジケーキにも似た甘さを演出し、ショートケーキ感満載なアイスクリームに仕上がっています。バニラアイスの甘味とイチゴの酸味が舌の上で解ける瞬間は、まさに至福のひととき。思わず笑顔がこぼれました。
「お子さまが喜ぶ『イチゴタルト』に対し、カシス&ハスカップは、まさに大人のために作られたフレーバーです。甘さを抑えたフルーティーなテイストは、ワインとの相性も最高。当社の30代以上の女性社員に人気です」
ふたを開けると、カシスやハスカップの香りがふわっと広がりました。一口目の主張は強くありませんが、食べ進めるごとにフルーツのおいしさが幾重にも重なります。ベリー系なので、ワインと相性がいいのも納得。くつろぎの夜に似合うアイスです。
HIBERNATION商品はディテールにもこだわっています。カップにはヒグマが描かれ、クラフト紙を使用した素朴なタイプや、モノトーンのなタイプなど、アイスクリームの種類によって素材や色味を変更しています。購入したお客さまからは「箱を開けた瞬間、かわいいアイスに驚いた」「見た目がかわいく味も最高」など、喜びの声が寄せられています。夏だけでなく、卒業祝いや入学祝いなど、お祝いに購入する方も多いそうです。
製造担当の吉田昌美さんに、おいしいアイスクリームにするための秘訣を伺うと、「お客さまの笑顔を思い浮かべて作っています」と、明るく答えてくれました。おしゃれな上においしくて食べた人を笑顔にする。そんなアイスクリームで、特別な日に彩りを添えてください。